スズキの凄いところって、新型車の情報をずーっと隠しておいて、急にズバッと発表にこぎつけてしまう所ですね。
スズキからこの度スペーシアベースという車が突如販売されました。
事前情報はほとんどなく、リークもほぼなかった。
トヨタって、シエンタなどは発表をずーっと大事に取っておいても、モータープールに止まってる新車をツィッターなどでリークされたりしています。
しかし、スズキはその点凄いですよね。いつも突如新型が出てきてしまうので。
最初に見たときはスペーシア?え?なんで4ナンバー?とびっくりしました。
最近ではダイハツがアトレーを従来の5ナンバーから4ナンバー化して販売したことがあります。
税金とかそういう面で優遇するために4ナンバー化が流行ってるのかなって。
スペーシアベースの開発者などのインタビューを読んだら、よくできているなと思いました。
まず、もちろんベースはスペーシアです。なんで4ナンバー化にしたか?
スペーシアには普通のスペーシア、そしてスペーシアカスタム、さらにスペーシアギアがあります。4つ目のスペーシアとして開発を進めていたと。
狙いはアトレーと似ているところがあって、4ナンバー化することで全体的にコストを下げることができ、荷室のレイアウトがしやすい。
マルチボードをパズルのように組み替えることで、デスクモードや車中泊モード、ペットを後ろに乗せるセパレートモードと切り替えることができます。
これがよくできているんです。スペーシアだと後部座席が後ろにマウントしてあるんですが、ベースでは前の方へずらして荷室を広げています。
これによりFFベースでも空間をフラットに大きくして、車中泊もこなせるようになっています。
最大積載量は200kgとなっており、NVANやアトレーの350kgに比べると150kg少ないです。
これは、エブリィという車が存在するので、200kgで良しとして4人を乗せるということに重きを置いたと。
考えてみればホンダのNVANは350kgなのは、そもそもアクティが消滅してしまっているからですね。
フルで積載できる軽バンとしても存在しないといけないですから。
スペーシアベースにはエブリィがあるから200kgの積載量でいいと。
スペーシアベースは最大積載量が200kgなので、今流行りのAmazon Flexの車両としては登録ができません。
Amazon Flexは個人事業主として仕事を請け負う配達サービスです。登録するには黒ナンバー化すること。そして、350kgの最大積載量がないとだめです。
NVANなら登録は出来ますが、スペーシアベースではできないのです。もし、Amazon Flexを始めようかなと思っている人はご注意ください。
既存のスペーシアを元にここまで斬新に出来るのは凄いですね。どうやら若いエンジニアの人が開発に入っているようです。
アイデアがすごくいいと思います。商品力の高い車です。
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ガソリンスタンドでアルバイトをはじめ、その後指定整備工場へ就職。
働きながら、3級ガソリンエンジン、2級ガソリン自動車の整備資格を取得。2級整備士の資格を取得後整備主任に任命され、自動車検査員の資格を取得。
以後、自動車整備の現場で日々整備に励んでいます。
現役自動車整備士であり、自動車検査員。YouTuberもやっています。車の整備情報から新車、車にまつわるいろんな情報を365日毎日更新しています。TwitterやInstagram、YouTubeTikTokも更新しているのでフォローお願いします。