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スペアタイヤの廃棄処理で問題になったというけれど・・・

今まで新車に装着されてきたスペアタイヤ。今ほとんどの車が廃止されていますよね。純正のオプションで装着できる車もありますけど。

スペアタイヤを積まなくなった理由は2つあり、1つは燃費向上のため重たいスペアタイヤを載せたくないという理由。

そしてもう1つは、廃車される車の多くは一度もスペアタイヤを使っていないという事実。つまり、あってもいらないんじゃない?という側面でのエコのため。

使わない部品なら積んでおくと、重たいから燃費も悪くなるしスペースもとる。さらには廃棄処理するまで新品の状態なんだから最初からいらない。

では、その代わりパンクしたらどうするの?という問いかけにメーカーが答えたのがパンク修理剤を車に備え付けるという物。

しかしながら、こちらも知られていない事実があります。

それは、パンク修理剤を使わないで廃車になる車がやはり数多く存在するということ。

こちらは廃車になったタントから持ってきました。

なんと開封すらしていません。そりゃパンクしないなら開ける必要ないですからね。

そして中をみると知られていない事実もあります。

パンク修理剤というのは、シガーソケットから電源をとって小型のコンプレッサを動かして、溶剤をタイヤの中に流し込む。

そして内部から漏れている箇所を塞いでくれるものです。

これがそのコンプレッサですね。これはいろんな使い道ができますよね。タイヤに空気を自分で入れられるわけです。

そして問題なのがこちらの溶剤。

何やら日付が記載してあります。

もしかして

そうなんです。有効期間というものが存在する。溶剤なんだから、考えてみれば当たり前なんですけど。

今が2019年です。なんと7年も前に切れてしまっています。

このタント、新車登録がいつだったか覚えていませんが、初代タントだった。そこから逆算しても、ある一定の期間がきたらパンク修理の溶剤は交換しないと意味がないということですね。

こんなことを知ってるオーナーがどのくらいいるかな?そもそも、この年代からの車で廃車になったトランクを見ると、やはり入ってるんですよ。

未開封のパンク修理キットが。

スペアタイヤを積むのが正義か?それともパンク修理剤を積むのが正義か?どちらも使う使わないでエコ度が変わるとしたらイーブン。

だったらスペアタイヤを積んだ方が絶対にいいと思うんですよね。パンク修理剤って、バーストしたらそこでレッカー決定ですから。

スペアは付け替えれば走ることができる。

僕はスペアタイヤ推奨派です。パンクでレッカーされるのは嫌です。

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