車やバイクにはオドメーターと呼ばれる、今までどのくらい走行したかという積算計がついてます。
このオドメーターというのは、なかなか重要でして、このメーターを基準としてオイル交換をしたりメンテナンスの時期を把握します。
車の油脂類は、一旦熱を加えると劣化が始まるので一概にオドメーターだけで交換云々は語れませんけど、走行距離が近づいたら・・・半年以上経過したら・・・
こんな具合でオイルなどの交換をします。
昔よく言われた10年10万キロで買い替えというのは、メンテナンスが高額になるタイミングで、買い換えようという流れです。
昔の車はマニュアル車でタイミングベルトを使ってる車が多かったので、両方10万キロで交換すると修理代が10万円を超えてしまう。
だったらこのタイミングで買い替えるか?と。
そして話を戻してオドメーターですが、この走行距離というのに対して、なるべく走りたくない人。逆に走りまくりたい人がそれぞれいます。
なるべく走りたくない人、いわゆる走行距離を進めたくない人は、車の価値が下がることを嫌う人ですね。
高級車に乗ってる人もそうですが、下取りに出すときに有利になってほしい。
大事な車なので、走行距離が少ない状態で保管したいなどなど。車を資産として考える人もいますので、これはこれでアリな考え方です。
逆に走行距離が進めば進むほど嬉しくなる人。僕もどちらかというとこっち側の人間です。
どうしてかというと、やっぱり愛車と一緒に走った距離っていうのは、思い出でもあるし誇りになるわけです。
特に新車で買って走り続けている場合は尚更かもしれません。自分しか乗っていなくて、ずっと愛車と一緒に距離を刻んでいるわけです。
今の車は10年10万キロなんかまったく問題なく走れます。エンジンはほとんどがタイミングチェーンになってますし、ミッションもCVTが多い。
ちゃんと油脂類させ交換していれば、オイル、フィルター、ベルト、ブレーキ、タイヤにワイパー。
この辺りだけを交換していけば、まず10万キロは軽く超えられますので。
走行距離が大台を突破してくると、逆に愛おしくなってきます。
うちのシエンタくんも、奥さんが内勤から現場へ戻ったので、これからはグイグイと距離が伸びていくだろうと。これも嬉しい限りです。
車は乗ってナンボですので。ハイブリッドは尚更乗らないと元が取れませんので。
ガソリンスタンドでアルバイトをはじめ、その後指定整備工場へ就職。
働きながら、3級ガソリンエンジン、2級ガソリン自動車の整備資格を取得。2級整備士の資格を取得後整備主任に任命され、自動車検査員の資格を取得。
以後、自動車整備の現場で日々整備に励んでいます。
現役自動車整備士であり、自動車検査員。YouTuberもやっています。車の整備情報から新車、車にまつわるいろんな情報を365日毎日更新しています。TwitterやInstagram、YouTubeTikTokも更新しているのでフォローお願いします。