FRと大雪

久しぶりに遭遇しましたね。FRと大雪。

FRというのはフロントエンジンリヤドライブの略称で、スポーツカーに多いレイアウトです。家の車を車検で預かりに行って、朝会社に乗って行こうとしたら大雪です。その日の積雪は40cmくらいだったでしょうか?とりあえず、家の前の雪かきからスタートしました。

数ある駆動方式ですが、FF、FR、MR、RR、4WD。この中で一番雪に弱いのがFRになります。しかしながら、前輪で舵を取って後輪で駆動するというのは自然な動きになりますので、高級車などもこのレイアウトを採用します。しかし、重たいエンジンがフロントにありリヤは軽いままなので駆動がうまく伝わらないため、雪道は大の苦手なのです。

僕は昔RX−7に乗っていました。その時はFC3Sだったんですが、会社に行こうと思い、朝起きたら雪だった。しかもそのときFCはノーマルタイヤのまま。何とかなるだろうと家から走り出しました。しかし、交差点のちょっとした坂道でまったく車が上らなくなり、近くのお店に置かせてもらって走って会社にいった。

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今回もその状況に似ています。何せ履いているタイヤが10年以上前のYOKOHAMAのガーデックスK2です。このスタッドレスが効く筈がない。当時最先端でも、10年以上前のタイヤで、カチカチ。しかし車検で乗って行かないといけない。幸い家から会社までは距離が近いし坂道はほとんどない。ということでいつもより15分早めに家をでました。

家の前でこのスタッドレスの効きを試してみたら、一応かろうじて効いている。FRの雪道走行で肝になるのは坂道です。坂道で一度でも停車してしまうと上らなくなってしまう。つまり前の車の動きを読まないといけない。前の車が止まりそうになったら、車間をあけて、ゆっくりと近づく。できれば車を止めないようにするのが理想です。坂道では坂に入る前に車間距離を相当あけておく。そして止まらないように一気に上るのがコツです。

久しぶりのFRと大雪ということで、さすがに緊張しました。会社の敷地は雪かきがまだされていないままで、40cmの雪の中を止まらないで一気に工場まで走り抜いた。

危なかった。雪のFRは緊張します。

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