Categories: エンジン

整備に失敗しては再分解といった繰り返し

結構大掛かりな整備をして、完成した。やったー。と、エンジンをかけてみる。
ん?なんだか変だぞ・・・これってもしかして・・・・
何か問題があるのでは?ということで再分解決定。という悲しい結末になる。
これをボクは今までの整備の中で幾度となく経験してきました。

1つ目はよく覚えている。ダイハツのEFエンジンの可変バルブユニットのDVVTを交換したとき。
インテークカムのシザースギヤをロックするのを知らなくてバックラッシュによる異音が発生。
この時は焦った。可変バルブユニットなんかいじるのは産まれて初めてでしたから。
次によぉく覚えているのがトヨタのボクシィのエンジン換装だ。ディーラーの義理の兄の知恵をかりてインジェクターが犯人だと突き止めるまでの大変だったこと。

これこそ終わりのない整備だと思いました。もう一番大変だった出来事だった。
そして、今回久しぶりにやってしまった?のが3G83のオイル漏れ修理。もう何機も何機も組んだエンジン。
いつもの通り、いつも通りにエンジンを組み込んだ。全てを終えて、クーラントとオイルを入れてエンジンをかける。しばらくアイドリングをしているといいかなと思った。

で、完全暖機後にちょっと微妙な音が出始めている。タイミングベルトの張りによる音じゃない。
何かがこすれているようなそんな音か?

補機ベルトを一本ずつ外していく。どうやら補機ベルトではないようだ。タイミングベルトカバーの一番上を外して内部の音を聞いてみる。サウンドスコープで内部の音を聞いたときは、タイミングベルトの異音ではなかったはず。でも実際にベルトカバーを開けてみると一番音が出てきている。
ということで、久しぶりの失敗して再分解と行く羽目になりました。

これって、精神的にかなりぴりぴりするんだけど、それを乗り越えた後はとても自分が成長するのが分かる。
こういう失敗をするたびに初心に帰ることが大事なんだと思います。

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