もし僕が新車を買ったら、いろいろと準備をして慣らしをしたいと思います。
まず新車を買ったらいの一番に行うことは下回りの防錆塗装。
新車だから、下回りは当然錆びていないはず。ここにノックスドールを塗布して、錆から新車を防ぐためだ。
僕は自動車整備士になってどうしようもできない故障は何かと聞かれると、「ボディの錆」と答える。
僕には板金技術がないため、ボディが腐ってしまうとどうしようもない。その他については、部品が供給される限りは何でも修理ができるからだ。
ボディの錆によって車を降りていくオーナーも何人も見てきた。なので新車を買ったらまずは防錆作業をしないといけないというわけである。
あとはエンジン、ミッション、デフをそれぞれ鳴らしをしてあげる。
昔ほど機械精度が悪くないので、レーシングカーやらスポーツカーを性能よく乗るという目的以外ではさほど慣らしに気を使う必要もない。
ただし、5000kmくらいまではエンジンの回転数を抑えて、オイルも1000kmくらいで一度交換。オイルフィルターも同様である。
新車を買って慣らしをするとしないとで、相当な差があるというわけではないのかもしれないが、人によってはならしをしなかったが為に、車が長くもたなかったという人もいる。
新車を買ったらやはり慣らしは必要だということだと思う。
気分的なものかもしれないですけどね。
ガソリンスタンドでアルバイトをはじめ、その後指定整備工場へ就職。
働きながら、3級ガソリンエンジン、2級ガソリン自動車の整備資格を取得。2級整備士の資格を取得後整備主任に任命され、自動車検査員の資格を取得。
以後、自動車整備の現場で日々整備に励んでいます。
現役自動車整備士であり、自動車検査員。YouTuberもやっています。車の整備情報から新車、車にまつわるいろんな情報を365日毎日更新しています。TwitterやInstagram、YouTubeTikTokも更新しているのでフォローお願いします。