新車なのに故障する?今年に2回経験した珍しい新車時の故障とは?

新車なのに故障する・・・。

昔の国産車であればあるあるなお話ですが、最近はほとんど見かけなくなっています。

とはいうものの、今年に入って実に2回目も遭遇しています。どんな故障が発生したのかをまとめてみました。

ケースその1。

新車から1年、3000kmに満たない段階で充電警告灯の点灯。

最初は目を疑いましたね。もう半信半疑です。おそらく外的な要因で充電警告灯が付いているんだろうと。

オルタネーターベルトを真っ先に確認しました。

何かを巻き込んでベルトが切れたり外れてしまったんだろうと。

しかし、ベルトはちゃんと付いています。

診断機でモニターすると、やはり充電機能がおかしい。

結果、オルタネーターの不良だったわけです。新車で外的要因もなしにオルタネーターがダメになるなんて・・・。

割とショッキングな出来事でした。しかもそのリカバリーが良くない。お客様目線だったら、とっとと代替品と交換して納車すればいいでしょう?

メーカーの判断は、壊れたオルタネーターをメーカーへ返却し、なんと現物をOHして戻すというもの。

結局2週間近く修理期間がかかりました。保証の内容としては壊れたものを直すんだから妥当かもしれないけれど、対応が悪すぎる・・。

お客さん的にはその間車を使えないわけで、レンタカーで言うとノンオペレーションチャージという費用が発生しますよね。

車を使えない期間の損害を保証してくれというやつです。お客さんだって仕事で車を使ってればそれ相応の費用も追加で払わないとダメだと僕は思います。

続いてはこちら。最近あげました。

エンジンがフェイルセーフに入っていて、マトモに乗れなくなったキャンバス。

こちらはなんだったのかというと、電子制御スロットルの故障。

フェイルセーフにはいってるせいか、ありとあらゆる警告灯が点灯し、スピードも出ません。

こちらも新車から1年経っておらず、3427kmです。

もちろん外的要因はなし。

一体何故電子スロットルが壊れたかは不明です。

考えられるのは製品不良というやつですね。中のセンサがダメになってるとか、半導体が壊れたとか。

そういった部類の故障だったんじゃないかなと。

令和の時代、しかも1ヶ月弱の間に2件の新車故障に遭遇しました。

今でも新車だって壊れるということを意識しておいた方が、万が一故障に遭遇した時のダメージは少ないと思います。

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