うちのシエンタも走行距離が2万キロを突破して、そろそろ駆動系のフルードを交換しようと考えています。
シエンタハイブリッドで、E-Fourの場合駆動系のオイルというと2つです。
一つはいわゆるトランスミッションオイルと同じとイメージしやすい
ハイブリッドビークルトランスアクスルフルードです。
こちらのフルードは、トヨタ純正のオートフルードWSというものが使われていて、
容量は2.6L。
そしてもう1つは4WDなので、
リヤトラクションモーターフルード。
こちらです。
イメージ的にリヤのデフをイメージするとわかりやすいです。
こちらの容量は1.2Lで、同じくトヨタ純正オートフルードWSが充填されています。
この2つの駆動系フルードは、メーカーの交換基準だと無交換。シビアコンディションで10万キロ交換を推奨しています。
確かに交換する人は少ないですけど、中にはギヤやらモーターの冷却やらを担っているわけで、オイルやフルードという液モノは必ず劣化します。
どうでもいい車なら、無交換でもいいかもしれないですけど、大枚叩いて買った車は長く使いたいですよね。
ということで、リコールのロアアームを交換してもらいがてら、試しにトヨタで交換費用を見積もりしてもらいました。
この費用がいわゆる基準となる費用ですね。
リヤのトラクションモーターフルードの交換は抜いて入れるだけなので、まあ普通のミッションやデフオイルの交換とさほど工賃は変わりません。
ハイブリッドビークルトランスアクスルフルードに関しては、抜いて入れての工程を3回しないといけないので、フルードは規定量2.6×3となって、工賃も高いです。
DIYでできなくはないですが、ハイブリッドビークルトランスアクスルフルードは量を調整したりエンジンをかけたりをしないといけないので、車をリフトアップできる環境の方がいいですね。
代替フルードでも大丈夫で、トヨタディーラーではペトロナスのATF700で算出しているようでした。
自分で交換するのなら純正WSかな。ペトロナスの方が高いですね。
9L使うので3缶必要です。
20Lのペール缶なら2回分ですね。
ガソリンスタンドでアルバイトをはじめ、その後指定整備工場へ就職。
働きながら、3級ガソリンエンジン、2級ガソリン自動車の整備資格を取得。2級整備士の資格を取得後整備主任に任命され、自動車検査員の資格を取得。
以後、自動車整備の現場で日々整備に励んでいます。
現役自動車整備士であり、自動車検査員。YouTuberもやっています。車の整備情報から新車、車にまつわるいろんな情報を365日毎日更新しています。TwitterやInstagram、YouTubeTikTokも更新しているのでフォローお願いします。