シエンタのハイブリッドに限らずですが、ハイブリッドバッテリーを冷却するためのファンがついています。
もちろん空気を取り入れてブロアモーターを回す仕組みになっていて、そこにはフィルターがあります。このフィルターが目詰まりしてくると、燃費の悪化やコーションの表示などが発生します。
昔のトヨタハイブリッドカーはこのような表示が出ました。
シエンタハイブリッドの場合、見たことはないのですが
駆動用電池の冷却部品のメンテナンス必要取扱書を確認
この様なコーションが出る様です。今日はシエンタハイブリッドの駆動用電池冷却用吸入口フィルター清掃をしてみます。
シエンタハイブリッドです。
シエンタハイブリッドの駆動用電池冷却用吸入口フィルターはどこについているのか?
調べてみたら、助手席の下です。
まずは助手席を一番前へスライドさせます。
すると四角いBOXが出てきます。
これを後方へ引っ張ります。
すると早速見えるのがフィルターです。
手前のロックを解除して持ち上げ、引っ張ります。
こちらがフィルターです。
走行距離は8000kmなので、若干埃やらが付着しているくらいです。
奥にはブロアモーターらしきものが見えます。
ここから空気を取り入れて、ハイブリッドバッテリーへ送風。温度上昇を防いでいるんでしょうね。
フィルターが目詰まりすると、ハイブリッドバッテリーが高温になり、システムが正常に稼働できなくなります。
トヨタでは25000kmをめどに清掃をして下さいと推奨しています。掃除方法は、掃除機などで埃を吸い取るのがベストです。
高圧な圧縮エアを使うのは厳禁です。エアーでゴミを飛ばすよりは掃除機で吸ってください。
掃除をしたら、元に戻すだけです。
僕はちょうどハンディクリーナーが壊れていたので、エアダスターで軽く埃を飛ばす程度にしておきました。
やっぱりエアダスターより掃除機の方が良さそうでした。
脱着は簡単なので、定期的の掃除をお勧めします。
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ガソリンスタンドでアルバイトをはじめ、その後指定整備工場へ就職。
働きながら、3級ガソリンエンジン、2級ガソリン自動車の整備資格を取得。2級整備士の資格を取得後整備主任に任命され、自動車検査員の資格を取得。
以後、自動車整備の現場で日々整備に励んでいます。
現役自動車整備士であり、自動車検査員。YouTuberもやっています。車の整備情報から新車、車にまつわるいろんな情報を365日毎日更新しています。TwitterやInstagram、YouTubeTikTokも更新しているのでフォローお願いします。