もちろん前提として、使える粘度の範囲内であるということで話を進めます。
うちのシエンタハイブリッドは、エンジンオイルの指定粘度は0W-8、0W-16、0W-20、5W-30の3種類が使えると説明書に記載があります。
この粘度をカバーしていないものはとりあえず除外して話を進めます。
では0W-8と5W-30はどちらのほうがエンジンにいいのか?というポイントです。
これはなかなか難しい件になるかと思います。というのも、ベースオイルの性能が同じものであれば、5W-30の方が油膜が厚いので、エンジンを保護するという面では上かなと。
しかし、ハイブリッドは頻繁にエンジンをかけたり止めたりを繰り返しています。
オイルも温まらなくて、真冬などの氷点下だとどうか?
低温流動性を考えると低粘度オイルに軍配があがるケースも。真冬の朝一番のスタートなど。オイルが行き渡る速度などを考えると0W-8の方が早いですから。
結論を出すのは難しいのですが、最低粘度よりも一つ上の番手を冬に使う。そして最高粘度よりも一つ下の番手を夏に使うのがトータル的にいいのかなと。
シエンタハイブリッドの場合だと、真冬は0W-16をつかう。真夏は0W-20を使う。これがストライクゾーンになるかなと。
真夏に0W-8という粘度だと、連続走行の高負荷状態が続くと心配なところもありますから。
次に入れるオイルはとりあえず0W-8か
実はそろそろ家のシエンタがオイル交換の時期に来ています。
次に入れるオイルを考えているんです。しかし家にあるオイルは0W-8のトヨタ純正油と5W-30の日産純正油。
冬に差し掛かることを考えると0W-8をまた入れるかな。そして次に夏へ向けてオイルを交換する時は5W-30を入れてあげようかなと。
やはり今の車であっても、幅広い粘度を使える車であれば、季節に応じてオイルを使い分けるのが最善かなと思います。
そこまで燃費が変わらないのであれば、超低粘度オイルを入れる必要もないですしね。
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ガソリンスタンドでアルバイトをはじめ、その後指定整備工場へ就職。
働きながら、3級ガソリンエンジン、2級ガソリン自動車の整備資格を取得。2級整備士の資格を取得後整備主任に任命され、自動車検査員の資格を取得。
以後、自動車整備の現場で日々整備に励んでいます。
現役自動車整備士であり、自動車検査員。YouTuberもやっています。車の整備情報から新車、車にまつわるいろんな情報を365日毎日更新しています。TwitterやInstagram、YouTubeTikTokも更新しているのでフォローお願いします。