車というか機械モノ全てにいえることですが、
「使わないと痛む」
といったものが機械の特徴にあります。
実際エンジンなど乗っていない車ほど不調を起こします。
そりゃ乗っているほうがシリンダーは減っちゃうかもしれないけど
メカニカル的なトラブルというのは
「使わないと痛む」
ということがいえると思います。
特にヒーターコントロールのワイヤーなど、殆ど動かさない車は
固着してしまって、ヒーターの切り替えが上手くいかなくなったりします。
今日紹介するのはAT車がよく陥ってしまう
「使わないから痛む」
モノ
AT車がMTに比べて圧倒的に使わないものってなんでしょうか?
答えはコレ
AT車ってパーキングに入れれば、AT内で機械的にロックができるでしょう?
だから坂道以外はサイドブレーキを使わない人が多い。
MHOも会社に入る前までは、サイドブレーキをATでも必ず使っていましたが
会社に入ってからは使わない人が多いのでビックリした。
MHOは自分ちの車は当然ATでもサイドブレーキを使います。
サイドブレーキワイヤーを交換するには
ブレーキシューを外さないととてもやりづらいので
外します
なので、MHOは声高らかにいうのです
「ATでも必ずサイドブレーキを使いましょう。」
ATでサイドブレーキを使わないときはとても寒いスキー場などにいって
ワイヤーが凍ってしまうのを恐れるときだけしたほうが良い。
因みに全車にいえることですが、リヤのウォッシャーも良く詰まります。
あまり使わないでしょう?
たまには使ってくださいね。詰まっちゃいますから。
車についている機構は積極的に使わないと駄目
というお話でした
ガソリンスタンドでアルバイトをはじめ、その後指定整備工場へ就職。
働きながら、3級ガソリンエンジン、2級ガソリン自動車の整備資格を取得。2級整備士の資格を取得後整備主任に任命され、自動車検査員の資格を取得。
以後、自動車整備の現場で日々整備に励んでいます。
現役自動車整備士であり、自動車検査員。YouTuberもやっています。車の整備情報から新車、車にまつわるいろんな情報を365日毎日更新しています。TwitterやInstagram、YouTubeTikTokも更新しているのでフォローお願いします。
コメント
何の為のサイドブレーキなのか改めて考えされられましたが
MHOさんの言うとおり、ATでもサイドブレーキは使いましょうは正論です。
なぜなら、昔々のレオーネはATのパーキングロックの加工が
甘いのがあってロックされないのがありました。
サイドブレーキなんて文言使うからしなくても良いなんて
誤解やら曲解するのがいるのだと感じます。
サイドブレーキではなく、大型車のように駐車ブレーキと
するべきでしょう。
まさにその通りですよね。