サイドブレーキの甘いクルマは恐怖を感じてしまう

昨日久しぶりにサイドブレーキの甘い車に困らせてもらった。
というのも新車で降ろしたうちの代車なんですが、こんなにサイドブレーキが甘いのかい!と思った。
車検で預かった車を納車に行って、納車先でこの新車の代車を引き上げて帰ってくるという回送ルートだったんですよ。場所が山間地で、お客さんの家はかなり急坂にある。車はともに軽トラック。

うちの代車はダイハツのハイゼットトラックだった。下っていってお客さんの車を道に停車。
きちっとサイドブレーキを引いて、いざ代車と入れ替えようとした。代車を坂からだして、サイドブレーキを引いて今度はお客さんの車を家に入れる番だ。

急坂だからサイドブレーキを強力に・・・と引いてみたら全然きかねぇ!!
一体何ノッチカチカチいってるんだこのサイドブレーキーと思った。実際止まらないんですよ。
下にずって行ってしまう。こいつは危険だ。と、10mほど下がって緩やかな坂道に、これでもかっていうほどサイドを引いてギヤを入れた状態で停車。お客さんの車を入れ替えました。

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昔から思ってたけれど新車ってサイドブレーキがかなり甘い。あとクラッチもパンパンだ。
山間地方の長野県ではサイドブレーキが甘い車って言うのはかなり危険だ。クラッチにも遊びが殆どメーカー出荷の状態では持たされていない。クラッチに遊びを持たせると、遊びを付けすぎたらクラッチが切れなくてミッションに負担がかかるから、新車ではクラッチのほうに負担をかけるセッティングなのだろうか?

何せサイドブレーキも甘い車は困ってしまう。正確に言うとサイドブレーキが甘いんじゃなくて、引きしろが大きすぎる。遊びが大きいということだ。もう少し固めのセッティングにしないと坂道では全く効かないなんて今回のような状態になってしまう。

この代車には本日はじめて乗ったけれど、こりゃいかんと帰って、すぐにワイヤーを締め上げた。
10mmのディープソケットがあればすぐにワイヤーの遊びを調整できる。いやはやサイドブレーキが甘い車で恐怖を感じたのは久しぶりだったな。
それがまさか新車の自分の工場の代車だったなんてちょっと笑えない。新車も使う前に自分好みのセッティングにしてから使うのがいいと思います。

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