車検や点検の時に伝票に記載されているショートパーツっていうものがあります。
大体が1000円くらいの請求がかかってます。
そもそもショートパーツっていったい何?というところです。車検や点検をやっていると、伝票に載せるまでもない細かい部品を交換する時があります。
部品やさんに注文した部品に関しては、そのまま請求してもいいわけです。ですが、小さなネジを1つ交換したとか割りピンを交換したといった場合。
今ではセルフロックナットを使っている車が多いので、ハブを分解する時に割りピンを交換することも少なくなりました。
割りピンっていうのはネジを緩まないように抑えているピンです。
これは各種サイズをまとめて整備工場では買ってあるので、使った本数でいちいち請求をかけたりはしません。
あとは細かいネジ類。
特殊なボルト類になると、純正で注文をかけますけどそれ以外なら工場に各サイズでストックしてあります。
割りピンやネジ以外では、バンパーなどを止めているクリップなど。
こういう細かい部品をひっくるめてショートパーツとして請求しています。パーツクリーナーというものもあります。ブレーキを分解した時など、清掃する時に使ったり、オイル漏れしている部分を洗浄したりします。
ショートパーツとパーツクリーナーというのは、点検時などに請求されることが多いですが、整備の内容に納得できない場合はどこに使ったのか?って聞いてみるのもいいかもしれませんね。
ガソリンスタンドでアルバイトをはじめ、その後指定整備工場へ就職。
働きながら、3級ガソリンエンジン、2級ガソリン自動車の整備資格を取得。2級整備士の資格を取得後整備主任に任命され、自動車検査員の資格を取得。
以後、自動車整備の現場で日々整備に励んでいます。
現役自動車整備士であり、自動車検査員。YouTuberもやっています。車の整備情報から新車、車にまつわるいろんな情報を365日毎日更新しています。TwitterやInstagram、YouTubeTikTokも更新しているのでフォローお願いします。