先日買った、新型のシエンタもそうでしたが、最近の車はこんなものも付属しなくなってしまったのね・・・。という話です。
今の新車って、スペアタイヤがなくなった。これはもうずいぶん前からの事なので、かなりの人はご存知かと思います。
しかし、ここ最近さらにこんなものまでなくなってしまったのねと。
結果を先に書くと、ジャッキとレンチです。
今までの車って、例えスペアタイヤがついてなくてもジャッキやレンチは付属していました。しかし、ここ最近のトヨタ車はどうやらこれらもディーラーオプションになっているようです。
ちなみにこれは新型のシエンタです。車載工具はどうなってるかを見てみました。
左側のパネルを開けると、牽引フックが出てきます。
右側のパネルを開けると、これはパンク修理剤とコンプレッサですね。
いかにもな後ろのパネルを持ち上げると・・・
ここは何もなし。
ちなみにガソリン車になると、エンジンルームにバッテリーがあるので、もしかしたらここに何かが入ってるのかもしれません。
そうなんです。ジャッキとレンチが入ってないんです。
僕は、家の車がパンクしたらわかるようにTPMSをつけてあります。いち早くパンクを察知して、とりあえず付属のコンプレッサで空気だけ入れて家に帰ってきてもらう。
修理はそのあとです。バーストしない限りは、これが一番正解の方法だと思います。
パンク修理剤を入れてしまうと、確かに空気漏れは抑えられるかもしれません。ですがその後の処理が大変。
そもそもスペアタイヤがない時点で、タイヤ交換できないわけですから。
もしバーストしたら自前でタイヤとジャッキ類をもっていかないといけないというわけです。
ちょっと前まではジャッキは入っていたんです。とうとうジャッキもオプションか・・。営業担当はそれを最近気がついたらしく、必要なお客さんには後で購入してもらっています。
スペアタイヤと同じで、ジャッキも一度も使われずに廃車になっていく車もたくさんありますから。
ガソリンスタンドでアルバイトをはじめ、その後指定整備工場へ就職。
働きながら、3級ガソリンエンジン、2級ガソリン自動車の整備資格を取得。2級整備士の資格を取得後整備主任に任命され、自動車検査員の資格を取得。
以後、自動車整備の現場で日々整備に励んでいます。
現役自動車整備士であり、自動車検査員。YouTuberもやっています。車の整備情報から新車、車にまつわるいろんな情報を365日毎日更新しています。TwitterやInstagram、YouTubeTikTokも更新しているのでフォローお願いします。