本日はちょっと考えて見ましょう。
いわゆる
シビアコンディション
についてです
よくシビアコンディションに該当する車両については
油脂類などの交換は早めにしないといけないといったことが
自動車メーカーから定められています。
では一体シビアコンディションとはどんなコンディションを指すのか?
自分が乗っているケースはシビアコンディションに該当するのかどうか?
整備業界ではシビアコンディションの判定として7項目くらいの目安があります。
A 悪路 |
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走行距離の3割に当たる30%が次の条件に該当する場合 |
・運転者が体に衝撃を感じる荒れた路面を走行 ・石を跳ね上げたり、わだち等で下廻りをぶつけたりする機会が多い路面 ・粉塵の多い路面足回りに負担がかかるということ |
B 走行距離が多い |
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各自動車の走行距離の目安 |
・自家用乗用車 1万km以上/6ヶ月で走行する場合 ・事業用自動車 1万km以上/1ヶ月で走行する場合 ・二輪自動車 3千km以上/6ヶ月で走行する場合各パーツの寿命が早く終わってしまうから |
C 山道や登降坂道 |
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走行距離の3割に当たる30%が次の条件に該当する場合 |
・登り下りの走行が多く、ブレーキ使用回数が多くて負担がかかるブレーキ残圧的にシビアコンディションに設定されると |
D 短距離走行の繰り返し |
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走行距離の3割に当たる30%が次の条件に該当する場合 |
・一回の走行距離が8km以下の場合いわゆるストップ&ゴーの使い方をしている |
E 低速走行の繰り返し |
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走行距離の3割に当たる30%が次の条件に該当する場合 |
・20km/h以下の走行が多い場合エンジン内部が厳しい状況におかれてしまう |
F 高地走行が多い |
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走行距離の3割に当たる30%が次の条件に該当する場合 |
・高度2000m以上の走行が多い時エンジン内部が厳しい状況におかれてしまう |
G 長時間アイドリングする(ディーゼルを除く) |
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1回の運転で走行頻度に対してアイドル時間が長い場合 |
・1日のアイドリング累積時間が2時間程度これは一般ユーザーではあまりないでしょう。 |
以上のケースに当てはまってしまうとシビアコンディションでつかわれているという判定がなされるわけです。
あくまで目安ですがご参考までにしてください。
因みに調べたらこの殆どに当てはまってくる車両というのは
警察のパトカーだそうです。
容疑者を待機している時はアイドリングをしていて
容疑者を捕まえるときはエンジン全開にすることも多々。
エンジンオイルで考えるとかなりシビアなコンディションに部類されるとのこと。
警察車両は恐らく6ヶ月ないし3ヶ月に一度はエンジンオイルを交換しているはず・・?
今回はシビアコンディションについてでした。
皆さんの使い方はシビアコンディションに当てはまるでしょうか!?
因みにMHOは走行距離が一日8km以下ということで該当します。
シビアコンディションの車はオイルは早めに交換しましょう
ガソリンスタンドでアルバイトをはじめ、その後指定整備工場へ就職。
働きながら、3級ガソリンエンジン、2級ガソリン自動車の整備資格を取得。2級整備士の資格を取得後整備主任に任命され、自動車検査員の資格を取得。
以後、自動車整備の現場で日々整備に励んでいます。
現役自動車整備士であり、自動車検査員。YouTuberもやっています。車の整備情報から新車、車にまつわるいろんな情報を365日毎日更新しています。TwitterやInstagram、YouTubeTikTokも更新しているのでフォローお願いします。