昨年の11月に新型のシエンタを買いました。
その時から、えー付いてないの?とびっくりしたものがあるんです。
この前は車載ジャッキなどが付いてないと書きましたが、僕はそれよりももっと気になった。
それは何か?
取り扱い説明書です。
まさか車に説明書が付属しなくなっているとは思いませんでした。
もしかしてトヨタの人が載せ忘れちゃったのかな?とも微妙に思いましたが、どうやらそうではないらしい。(当たり前だろ)
新型シエンタには紙の取り扱い説明書、ついてこないんです。
代わりにこちらのユーザーガイドが付属してくるだけです。これ、簡易的な説明書で、前々から他の車にもついてきたものがありましたよね?
重要事項だけをまとめてある冊子。
では、本当に必要な説明事項はどうすればいいのか?それはウェブで確認するしかないのです。
何故説明書をつけなくなったのか?これはユーザーガイドにも記載がありますが、印刷や輸送に伴うCO2排出量の低減が見込める為。
恐らく最近のトヨタ車には全部取り扱い説明書は付いてないんじゃないでしょうか?それとも新型車からかな?
目次
絶版近くなったアルトの説明書は1万円もした
ちょうど1年前の話ですが、中古車でアルトを販売したんです。
下取りした時すでに説明書がなかったので、お客さんに一応必要かどうかを確認したらつけてほしいと言われ取り寄せました。
まあそんなに高くないだろうと。
すると1万円です。すごくビックリしました。
多分人によっては説明書を一切読まない人も居ると思うんです。廃車になる時、荷物を整理するとジャッキは使っていないし、説明書も封されたままの車もありましたからね。
そういう意味ではデジタル説明書でもいいのかなって。
デジタル説明書はネット環境が必要
しかし、最近の新型車は説明書をみないと到底その装備や操作方法を把握できません。
今のトヨタはディスプレイオーディオからも閲覧が可能ですが、検索するのにネット環境は必須になってきます。
スマホで検索すればいいんじゃない?って、普通の人は思うでしょう。
ですが、スマホの扱いもイマイチわからない、ネットやパソコンも嫌いな人だってまだまだいます。
そういう人が何かを調べる時って、やっぱり紙の説明書って必要だと思うんですよね。
ディーラーオプションにすればいいのかな?不要なら減らせるバージョンのオプションとして。
まさかの取扱説明書がなくなったトヨタ車でした。
ガソリンスタンドでアルバイトをはじめ、その後指定整備工場へ就職。
働きながら、3級ガソリンエンジン、2級ガソリン自動車の整備資格を取得。2級整備士の資格を取得後整備主任に任命され、自動車検査員の資格を取得。
以後、自動車整備の現場で日々整備に励んでいます。
現役自動車整備士であり、自動車検査員。YouTuberもやっています。車の整備情報から新車、車にまつわるいろんな情報を365日毎日更新しています。TwitterやInstagram、YouTubeTikTokも更新しているのでフォローお願いします。