日産 セレナ
型式 CBA-NC25
17年式
エンジン MR20
本日お伝えするのはこのNC25セレナのプラグ交換です。
セレナに搭載されているMR20には10万キロメンテナンスフリーの白金プラグがついていますが、
10万キロ走破した車なのでプラグを交換することに。
とりあえずエンジンカバーを外す。10mm2本で止まっています。
エンジンカバーを外すと今度はインテークマニホールドがエンジンの真上を走っている。
ということで、NC25セレナのプラグを交換するにはインマニを外す必要があるということ。
まずは下側のボルトをたしか5本くらいだったと思うけれど、外します。固い。10mmだったような気がする
エアクリーナーBOXから電子制御スロットルにつながるエアダクトを外す。
結果から先に書くと、インマニは一体型でした。
取り外すためには、電子制御スロットルを外す必要も出てきます
電制スロットルはネジ4本でインマニに止められています。これを外す。
電子制御スロットルは大変神経質な部品ですので、下手に触らないように。
電子制御スロットルを外すと、取り外すことが出来るインマニの取り付けネジ。これを外すためにスロットルを外す
ブレーキのリザーブタンク付近にも取り付けのネジがあります。
それらを外したら、接続されているホース類を外す
するとようやくインマニが動くようになりますので、まずは右側によけておいて1番から3番を外す。
3番まで外したら今度は左によけて4番を外すといった順序で交換を行いました。
ここまでくれば、普通のエンジンとプラグ交換はさほど変わらないが、一番変わっている点がある。
なんとこのNC25セレナに採用されている白金のロングリーチプラグは
ねじ山部が普通のプラグレンチよりも小さい14mmなのである。
なのでプラグ交換には14mmのディープソケットが必要になります
こんなのはじめてみたよ
あとはインマニと電子制御スロットルのガスケット
電子制御スロットルはデリケートだからここのガスケットも必ず交換してください
スロットルをつけるまえにインマニを固定します。
インマニとエンジンの接合面は真ん中のボルトから徐々に外側へとしわを伸ばすような感覚で
締め付けていきましょう。
インテークパイプをつけたら、エンジンをかけてみましょう。ホースなどのつけ忘れがないかを確認して
エンジンカバーをつけてNC25セレナのプラグ交換は終わりとなります。
ということでNC25セレナのプラグ交換でした。ご参考までに
ガソリンスタンドでアルバイトをはじめ、その後指定整備工場へ就職。
働きながら、3級ガソリンエンジン、2級ガソリン自動車の整備資格を取得。2級整備士の資格を取得後整備主任に任命され、自動車検査員の資格を取得。
以後、自動車整備の現場で日々整備に励んでいます。
現役自動車整備士であり、自動車検査員。YouTuberもやっています。車の整備情報から新車、車にまつわるいろんな情報を365日毎日更新しています。TwitterやInstagram、YouTubeTikTokも更新しているのでフォローお願いします。