こちらの福祉車両ですが、オイルランプが点灯したということで入庫しました。
この車、リース車です。
リース車の場合、エンジンオイルの交換時期はメーカーの規定に準ずるとなっています。
オイルランプが点灯する原因って、いくつかあります。
・オイルの量が少ない
・オイルポンプが不良で油圧が上がらない
・オイルプレッシャスイッチの不良
などなど。一番多いのはオイルの量が少ないということです。
入庫した時は、オイルランプが点灯したりしなかったりを繰り返していました。
走行距離は約15万キロです。
エンジンオイルは1万キロ交換なので、これまで10回交換されてきたということになります。
メーカー指定のオイル交換時期を遵守してきたわけですが、オイル消費がかなり加速してきています。
これをどう評価すべきか。
もちろん自動車メーカーはオイル交換の時期を15000kmに設定しているとしても、途中でオイル量のレベルチェックはやらないといけません。
オイルレベルが下回ってきたら補充をしていかないとダメです。
この車両はさすがリース車だけあって、使用者はまったくそんなことを意に介していません。なんならランプが点灯したから寄ってみるか?くらいのニュアンスでした。
よくよく考えてみると、たった10回のオイル交換で15万キロ走れてしまっていることをすごいというべきか、オイル消費が過大になっていることを嘆くべきか捉え方は様々です。
リースアップは20万キロなので、オイル交換はこれまで通り15000kmで行って、途中オイルレベルをちゃんとチェックしてくださいと伝えておきました。
多分もう少しこまめにオイル交換をしていれば、オイル消費はここまでひどくならなかったんじゃないかなって思います。
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ガソリンスタンドでアルバイトをはじめ、その後指定整備工場へ就職。
働きながら、3級ガソリンエンジン、2級ガソリン自動車の整備資格を取得。2級整備士の資格を取得後整備主任に任命され、自動車検査員の資格を取得。
以後、自動車整備の現場で日々整備に励んでいます。
現役自動車整備士であり、自動車検査員。YouTuberもやっています。車の整備情報から新車、車にまつわるいろんな情報を365日毎日更新しています。TwitterやInstagram、YouTubeTikTokも更新しているのでフォローお願いします。