NC25セレナ
Fブレーキパッドが減っていたので交換することになりました。
まずはブレーキオイルのタンクからスポイトで少しブレーキオイルを抜いておきます。
ピストンを戻したときに、オーバーフローする可能性があるからです。
ネジをはずしたら、キャリパーを上へ持ち上げます。2ポッドタイプのキャリパーです。
マイナスドライバーなどでこじって古いブレーキパッドを取り外します
次に
新しいブレーキパッドにシムを移植。そして鳴き止めのグリスを塗布
ブレーキグリスはブレーキローターとの接触面には塗らないように。キャリパーとの接触面に塗布します
オススメのパッドグリスです
新しいパッドをセットします
ブレーキパッドをセットしたらキャリパーのピストンを挟み込んで戻す。
とりあえず画像のように持ち上げた状態で下側のピストンを挟み込んで戻す
そうしたらピストンを半分だけ降ろす。そしてこの状態でもう一つのピストンをはさんで戻す。
これで上側のピストンが油圧で飛び出るのをブレーキパッドが抑えてくれる。
そのまま被せたときに下になるピストンを戻せばキャリパーは元の場所に収まります。
最後にブレーキオイルをMAXまで調整。ブレーキペダルを何回かポンピングして踏みしろが出たらゆっくりと走り出し、慣らしをしてください。
最初はブレーキがききにくいけれどあたりが点けば正常のききに戻ります。
以上セレナのブレーキパッド 交換でした。
ガソリンスタンドでアルバイトをはじめ、その後指定整備工場へ就職。
働きながら、3級ガソリンエンジン、2級ガソリン自動車の整備資格を取得。2級整備士の資格を取得後整備主任に任命され、自動車検査員の資格を取得。
以後、自動車整備の現場で日々整備に励んでいます。
現役自動車整備士であり、自動車検査員。YouTuberもやっています。車の整備情報から新車、車にまつわるいろんな情報を365日毎日更新しています。TwitterやInstagram、YouTubeTikTokも更新しているのでフォローお願いします。