春といえば、黄砂の時期でもあります。某大陸より相当な黄砂が飛んでくる。
雨が中途半端に降ったりするとボディが真っ白になってしまうこともよくあります。そんな黄砂が飛んできたあと週末にガソリンスタンドの、セルフ洗車機に行列が続く光景をよく目の当たりにします。
でも黄砂がボディに降り積もった車の洗車には注意が必要です。
黄砂がボディにがっつりくっついている状態は、好しくありません。
基本的に砂なので、下手に洗車をするとボディの塗装面を相当傷つけてしまいます。
洗車機にダイレクトに入れる時も注意が必要です。高圧のジェットスプレーを最初に何度も吹きかければまだしも、ブラシが最初からボディをこすれば塗装はどんどん傷がつく。
黄砂がびっちりとボディに付着している時の洗車は、まずはたっぷりの水をルーフからかけてできる限り水の力で流す。
そしてそのあとはたっぷりの泡を使ってゆっくりと洗っていくこと。
泡はクッションみたいになってくれます。たっぷりの泡をボディにつけて水を流しながら黄砂をとりのぞいてくこと。
ひたすら泡泡攻撃です。
そしてまたたっぷりの水で洗い流します。いつもこうやって洗車してる人なら問題ないです。
最近手洗いなんかしてなくて、もっぱら洗車機の人はちょっと注意してください。
自動洗車機にかける前に、自宅でできるだけ水を使って黄砂を流しておくなどそれだけでもボディには負担がかからなくなります。
塗装面が傷ついてくると、あっという間に劣化していきます。特にクリア部分が削れちゃうとあとは一気に剥がれていく傾向にあるので、黄砂の時期は注意してください。
下手に洗車をするなら洗わないで、雨で流されてから洗車したほうがいいと思います。
ガソリンスタンドでアルバイトをはじめ、その後指定整備工場へ就職。
働きながら、3級ガソリンエンジン、2級ガソリン自動車の整備資格を取得。2級整備士の資格を取得後整備主任に任命され、自動車検査員の資格を取得。
以後、自動車整備の現場で日々整備に励んでいます。
現役自動車整備士であり、自動車検査員。YouTuberもやっています。車の整備情報から新車、車にまつわるいろんな情報を365日毎日更新しています。TwitterやInstagram、YouTubeTikTokも更新しているのでフォローお願いします。