Categories: 検査

整備主任法令講習

整備主任者の法令講習に整備振興会まで行って受けてきました。
整備主任者には技術講習と、法令講習の受講が義務付けられています。
技術講習はその名の通り、最新の技術をみんなで勉強して、特殊な整備方法などがあるときは
その取り扱いに気をつけろという主旨のものです。
法令講習はその年に改正になった法令を勉強するというものであります。
技術講習はなかなか面白いんですが、法令講習はやはり法令のことばかりなので、あまり面白いとは思いません。
その中で、ちょっと変わったものがあったので紹介したいと思います。

※この内容は数年前の整備主任講習のもので過去の記事になります
ホイールのオフセットについて。今までホイールのオフセットといえば、従来だとプラスオフセット、マイナスオフセットと呼んできましたね。

リムの中心より取り付け面が外側ならプラスオフセット、内側ならマイナスオフセットといった具合です。
プラスオフセットのものはホイールは車体の中へ引っ込むようになります。マイナスなら車体からどんどんと出てくるというものですね。
この呼び方が変わったそうです。どうやらインオフセット、アウトオフセットという呼び方になるみたいですね。
インオフセットというのはたぶん車体の中に入るという意味合いなのだろうか?
そこまで詳しくは書いてなかったけれど、今後はプラスオフセット、マイナスオフセットといった呼び方はなくなってくるものだと思います。
他に興味があったのが、指定工場の過失のものですが、初めての車検で陸自に持ち込んだら車検に落ちた。
理由は車検証の車体番号と実際の車の番号が違うという理由です。どうやら、車体番号が1文字違っていたらしい。
原因として、ディーラーで新車をいっせいに登録してナンバーをつけるときに、間違った車両にナンバーが付いたと。
それがはじめての車検で発覚。陸自に持ち込みした車両は同一性で不適合となった。では、本来この車体についているべきナンバーを付けて走っているほうの、取り違えたナンバーのほうはどうか?
某指定工場で、車検をパスしていたんですね。検査員が、同一性検査を見誤ってしまって通していた。
これで、この指定工場に営業停止命令が出たと。
こんなこともあるんだなぁと思いました。

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