もう時期厳しい冬が到来します。皆さんは、車の冬支度は大丈夫ですか？もしまだそんなことをしてないよ！ということなら、こちらの記事も読んでみてください。
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さて、今回来るべき寒い冬に備えてとあるアイテムを買ってみましたので紹介します。それはこちら。
汎用のシートヒーターです。僕がシートヒーターを買った理由やシートヒーターをお勧めする理由などを上げていきたいと思います。
冬になると車のヒーターを使いますよね？自分で温度調整をして、吹き出し口から暖かい空気がでてきます。しかし、車のヒーターって寒い冬にエンジンをかけてすぐに効かないですよね？
冬にエンジンをかけてしばらくエンジンが暖まらないと、ヒーターの風も暖かくならない。これはなぜなのか？
車のヒーターの仕組みは、エンジンの熱を利用しています。エンジンは中で燃料を燃焼してその力を出力としています。当然ずーっと動かしっぱなしだとエンジンが熱を持って負担がかかります。冷却水をエンジン内部に通すことによって、安定してエンジンを連続運転することできるのです。
このエンジンから循環された熱くなったクーラント。これを車のヒーターにつかっています。熱くなった冷却水を室内のヒーターユニットへ通して、送風する。
これが車のヒーターの仕組みです。
寒い冬、朝からヒーターが効かない原因はエンジンが暖まっていないから。車のヒーターってさっと暖かくならないジレンマがあります。
新車を買うときにオプションとして、設定があったり純正ですでに標準採用されているのがシートヒーターです。
運転席シートや助手席シートの中にヒーター機能を持たせているクルマがあります。軽自動車にも採用されているので、今の新車にはほぼ搭載されてきている機能です。
シートヒーターと呼ばれるもので、シートの近くにスイッチがあります。シートヒーターって車の冷却水を利用していません。電気で電熱のホットカーペットをイメージしてください。
電気のチカラで温めているのです。この電熱のシートヒーターであれば、車のヒーターよりもずっと早く暖かくなるのです。
今ではハンドルにもヒーターが付いてる車もあったりします。昔の車にはついていないシートヒーター。これが汎用品で売り出されています。
ネットで１８００円で売っていたシートヒーターを買ってみました。運転席側のみです。いろんなメーカーのものが売っています。
どれも使い方は似たようなものです。シガーソケットに差し込んでスイッチを入れるだけ。あとは数分すると暖かくなる。
僕が買った汎用シートヒーターにいはHIとLOがついています。より暖かくしたい場合はHIにしろとパッケージに書いてあります。ちなみに製造国が書いてないところがなかなか怪しげです（笑）
汎用シートヒーターの取り付けは簡単です。ゴムが付いてるので、シートの上に乗せてゴムで固定するだけのお手軽さ。これなら誰でも取り付けはOK。
あとはシガーソケットに差し込むだけです。従来型のシガーソケットじゃないとダメです。今の車はシガーソケットがなくて、USBのソケットしかない車もあるので注意。
車のシガーソケットは乗用車なら12V。USBは5Vです。
シガープラグを差し込んだら赤いパイロットランプが点灯しました。
あとはスイッチを入れて、暖かくなるかといったところ。
果たしてどうか？
どのくらい暖かくなるのか体温計をぶっ刺してみました。
結果を書くと、体温計じゃ測定がうまくできませんでした。じゃあ暖かくないのか？というとそうではなくちゃんと暖かくなります。
人間が重さをかけて座ってみると太ももの付け根あたりから、じんわりと全体的に暖かくなってくのが感じられました。
２０００円程度で、シートヒーターが後付けできるのであればこれはコスパが高いアイテムです。もっと早くにつければよかった。
汎用シートヒーターはどうなのか？何回か試してみましたが、ちゃんと暖かくなります。エンジンを始動しながら、車のヒーターとどの程度の時間差がでるか？シートヒーターは３分程度で暖かくなるのに対して、車のヒーターは１０分くらいしないと暖かい風は出ませんでした。
当然外気温が下がってくると、車のヒーターとシートヒーターの温まる時間差は広がっていく。このことからまとめると
・シートヒーターが付いてない車に取り付けをおすすめ！
・車のヒーターよりもよっぽど早く暖かくなる
・外気温がどれだけ寒くても、暖まる時間は変わらない（車のヒーターは暖まるまでより時間がかかる）
・費用対効果が高い（安い割に満足度が高い）
一応安いながらも、電源プラグ内にヒューズがついているそうです。何かあったときは安心ですね。ぼくはヤフーショッピングで売れ筋ナンバー１のものを買ってみました。
シートヒーターついていない車で、来るべき冬にオススメです。
ガソリンスタンドでアルバイトをはじめ、その後指定整備工場へ就職。
働きながら、3級ガソリンエンジン、2級ガソリン自動車の整備資格を取得。2級整備士の資格を取得後整備主任に任命され、自動車検査員の資格を取得。
以後、自動車整備の現場で日々整備に励んでいます。
現役自動車整備士であり、自動車検査員。YouTuberもやっています。車の整備情報から新車、車にまつわるいろんな情報を365日毎日更新しています。TwitterやInstagram、YouTubeTikTokも更新しているのでフォローお願いします。