シートベルトも壊れる時があります。
車のシートベルトですが、ごくたまに壊れることがあります。
どのように壊れるのかというと、
「巻き取らなくなる」
「引っ張っても出なくなる」
「ロックしなくなる」
主にこの3つです。今の車はプリテンショナー機能が付いていたりと、シートベルト自体も実はかなり進化をしているのです。
そもそもシートベルトは非分解部品であり、基本的には新品を使わないといけません。
壊れてしまったら新品に交換です。
今回も中から引っ張っても出なくなったシートベルトを交換したので分解してみることに。
シートベルトは内部にいろんなギヤやらカムなどが入っています。
これらがうまく組み合わさって作動する。ワンウェイクラッチも入ってますね。
シートベルトが出なくなる原因はこういったギヤの磨耗による引っかかりだと推測できます。
補修用部品が供給されれば直すことは可能ですけど。
ちなみにレース用の4点式シートベルトに交換したとしても、車検には通るのか?これは通らないのです。
なので、きちんと純正の3点式シートベルトを車体に残して使えるようにしておかないといけません。
ガソリンスタンドでアルバイトをはじめ、その後指定整備工場へ就職。
働きながら、3級ガソリンエンジン、2級ガソリン自動車の整備資格を取得。2級整備士の資格を取得後整備主任に任命され、自動車検査員の資格を取得。
以後、自動車整備の現場で日々整備に励んでいます。
現役自動車整備士であり、自動車検査員。YouTuberもやっています。車の整備情報から新車、車にまつわるいろんな情報を365日毎日更新しています。TwitterやInstagram、YouTubeTikTokも更新しているのでフォローお願いします。