マツダ スクラム
DG64V
フロントのブレーキパッドがない状態で走行してしまい、ローターも削ってしまった。
ということで、パッドとローターの交換をおつたえします
まずはブレーキフルードのリザーブタンクより、
ブレーキオイルを少しスポイトで抜いておきましょう。
ピストンを戻したときにオーバーフローするのを防ぐためです
まずはキャリパーの下のネジを外します
キャリパーを持ち上げる。ココまではパッド交換と全く変わらない
スクラムはインナーパッドのシムが、ピストンにはまるようになっているので外しておきます。
はめたまま忘れていてピストンを戻す時に、プライヤーで曲げちゃったりするのを防ぐためです
そうしたらキャリパーを抜いて、ブラケットだけにします。
その状態でブレーキパッドを外す。
ちなみにキャリパーは持ち上げた状態でこの場合はエンジン側へスライドさせると抜けます
次にブラケットをナックルから外します。17mmのネジ2本です。硬いです
ブラケットを外したら、ブレーキローターがフリーになるのでハンマーで叩いて外す。
クリップボルトに注意して叩いてください。交換を前程に考えるなら裏からひっぱたくのが一番手っ取り早い。
裏から叩くときは、ホイールナットを一つだけはめた状態で叩きましょう。
叩いた瞬間ローターが一気に飛んでいくのを防ぐためです
新しいローターには錆止めのオイルを塗ってあるので、パーツクリーナーで流してから装着します
続いて
これでキャリパーのネジを締めれば、パッドとローターの交換は終わりです。
あとはパッド交換と同じようにならしをしてください
以上スクラムのブレーキパッド・ブレーキローターの交換でした。
ガソリンスタンドでアルバイトをはじめ、その後指定整備工場へ就職。
働きながら、3級ガソリンエンジン、2級ガソリン自動車の整備資格を取得。2級整備士の資格を取得後整備主任に任命され、自動車検査員の資格を取得。
以後、自動車整備の現場で日々整備に励んでいます。
現役自動車整備士であり、自動車検査員。YouTuberもやっています。車の整備情報から新車、車にまつわるいろんな情報を365日毎日更新しています。TwitterやInstagram、YouTubeTikTokも更新しているのでフォローお願いします。