めっきり冬になってきましたね。寒くなってくると、寒くなったが為に出てくる車の
トラブルというものがあります。まずはバッテリーですね。寒いとバッテリーの性能が
おちちゃうので、朝エンジンがかからないというトラブルで電話をもらうことがあります。
次に異音系。これは圧倒的にベルト鳴きが多い。寒いとゴムが固くなっているので、
朝いちのエンジン始動でいつもは出ないはずのベルト鳴きが発生してくる。
寒い時期のベルト鳴きはなかなか強力で、耳を突くような高周波の音でとても不快になります。
そしてヒーターが効かないというトラブル。これも寒くなってきたら発覚するトラブルの一つ。
暑い時はヒーターを使わないから分からない。逆に冬だとエアコンが故障してもそれに
気づくのがなかなかわからなくなります。
冬にヒーターが効かない車というのはさすがにきついので修理に入ることが多い。
あとはエンジンがかけにくいというトラブルが多いですね。特にキャブ車。
チョーク系統などが上手く働いていなかったり、燃料が濃くなってしまっていたりと
朝エンジンをかけるのが難しい車もトラブルをよく起こします。
寒くなるまえに、困る前にある程度整備をしておくのが良いかなと思います。さすがに寒くなっちゃえば
ヒーターが効かないのはきついので。バッテリーも早めに交換すると無用なトラブルを避けることが
できるので、早め交換を心がけましょう。
ガソリンスタンドでアルバイトをはじめ、その後指定整備工場へ就職。
働きながら、3級ガソリンエンジン、2級ガソリン自動車の整備資格を取得。2級整備士の資格を取得後整備主任に任命され、自動車検査員の資格を取得。
以後、自動車整備の現場で日々整備に励んでいます。
現役自動車整備士であり、自動車検査員。YouTuberもやっています。車の整備情報から新車、車にまつわるいろんな情報を365日毎日更新しています。TwitterやInstagram、YouTubeTikTokも更新しているのでフォローお願いします。