サンバーです。
ワイパーのオートストップが効かないというトラブル
サンバー
ワイパーのオートストップって言うのは、ワイパーが動いている途中にスイッチをOFFにしても
きちんと一番下まで戻って来るやつです。
オートストップが効かない場合、ワイパーを動かしてOFFにするとその場所で止まったままになってしまう。
これはサンバーのワイパーモーターを分解した図です。
右側がモーター側で、左側は蓋になっています。蓋に接点が3つ着いているのがわかります
モーターのギヤには接点がついていてこの場所がスタートラインになっていると思われます。
つまり、蓋の写真に写っている一番左の長い接点が最初に触れていて、動き出したら他の2本に接点を譲る。
そしてスタートはまたここに戻って来るといったイメージです。
そうなんですよ。たまーにワイパーモーターを交換するときに装着しにくいっていって、
ワイパーモーターにカプラーをつなげて、モーターの位置をずらした状態で組み込み、180度ずれた状態で取り付けたりすると
このようなことが起こったりします。
ただ、その場合不自然な動きになったりするのでわかったりしますけど。
では原因はなにか?1級整備士の問題にもなったこのワイパーのオートストップ機能。
サンバーの場合、これらをコントロールしているのはコンビネーションスイッチになります
コンビネーションスイッチ
配線図などを入手できなかったので、その他の可能性を探れませんが中古のレバースイッチに交換したら直っています。
もしサンバーのオートストップ機能が壊れている人はレバースイッチを疑ってみてください。
ガソリンスタンドでアルバイトをはじめ、その後指定整備工場へ就職。
働きながら、3級ガソリンエンジン、2級ガソリン自動車の整備資格を取得。2級整備士の資格を取得後整備主任に任命され、自動車検査員の資格を取得。
以後、自動車整備の現場で日々整備に励んでいます。
現役自動車整備士であり、自動車検査員。YouTuberもやっています。車の整備情報から新車、車にまつわるいろんな情報を365日毎日更新しています。TwitterやInstagram、YouTubeTikTokも更新しているのでフォローお願いします。