スバルサンバーです。
エンジンの力がないということでお預かりしました。
話を聞くと、なんとなくクラッチが滑っているのかな?といったところ。アクセルを踏んでも力がないというのです。
預かってみたら、クラッチは滑っていなかった。
アクセルを踏んでエンジン回転をあげようとすると、吹けない。
???
点火系が失火しているとかそういうのではなさそう。
なんでエンジン回転が上がらない?ひっかかるのだろう?
ふとバンパーに目をやると、違和感が・・。
激しくぶつかってるなぁ・・。ここってたしか・・。
とりあえずバンパーを外してみた。
問題の部分。
サンバーはここのフレームがエアの通り道なのです。
それがぶつかって、GTマシンのリストラクターみたいに吸入空気が吸い込めない状態になっていました。
うーんここまで激しくぶつかっているとは・・。
とりあえず空気を通るようにしたけれど、板金が必要だな・・。
この状態でアクセルを開けたらきちんと吹け上がりました。
サンバーでフロントの角をぶつけた時は気をつけてください。
フレームを押しちゃうと空気が通らなくなります。
ガソリンスタンドでアルバイトをはじめ、その後指定整備工場へ就職。
働きながら、3級ガソリンエンジン、2級ガソリン自動車の整備資格を取得。2級整備士の資格を取得後整備主任に任命され、自動車検査員の資格を取得。
以後、自動車整備の現場で日々整備に励んでいます。
現役自動車整備士であり、自動車検査員。YouTuberもやっています。車の整備情報から新車、車にまつわるいろんな情報を365日毎日更新しています。TwitterやInstagram、YouTubeTikTokも更新しているのでフォローお願いします。
コメント
サンバーって、こんな所に吸気口があるんですねぇ!
知りませんでした!
自分もサンバーに乗ってるので、いい勉強になりました!
フレーム損傷でエンジンが吹けなくなるなんて!?
サンバーの吸気口の場所を知らなかったら、間違ったトラブルシュートしてしまいそうですよね!
ここは気をつけてくださいね〜。先輩と目が点になりましたね。こういうことかいっ!って