僕が今まで経験してきた中で、スバルサンバーほどタイミングベルトの交換しやすい車はない。
サンバーのタイミングベルトはとても交換しやすいのです。
タイミングベルトだけでいいのなら、恐らくゆっくりやっても30分かからない。
本日スーパーチャージャーがついているスバルサンバーのタイミングベルトを交換したけどそれでも30分かからないでいけそうなくらい簡単。
スバルサンバーはKS4という形式まではタイミングベルトが切れてもバルブクラッシュはおきない構造になっています。しかし、TT2という形式になってからは年式を境にバルブクラッシュをするようになっていました。
初めてタイミングベルトをチャレンジしたいという人はKS4という形式のスバルサンバーに勝るものはないほどお勧めです。
本日車検で入庫したスーパーチャージャーのサンバーにいたっては、タイミングベルト、テンショナー、カムオイルシール、クランクオイルシール、ウォーターポンプ、オルタネーター・エアコンベルト、スーパーチャージャーベルトの交換を含めて1時間かからなかった。
それほど簡単です。リフトアップできない状態で行うと多少やりづらくなるので時間はかかると思いますがリフトアップして、エアツールを使える環境であればとても簡単にタイミングベルトが交換できます。
ウォーターポンプを交換する際にはTT2になってからクーラントのエア抜きがKS4のそれよりも
ちょっと複雑になっているので、順序を守ってエア抜きしましょう。
エア抜きプラグは3箇所あります。ラジエターキャップの近く、エアクリーナーボックスの近くそしてヒーターコア。きちんとエア抜きをしないとヒーターが効きませんので注意。
それにしてもサンバーという車は良く出来ている。本当に感心してしまうほど良く出来ている。
こんな軽トラックはもう二度と出てこないかもしれない。スバルが自社製造の軽自動車から撤退して生産中止になる前に、ラストモデルを買っておいたほうがいいかもしれませんよ。
それほど完成度の高い、軽トラックだと思います
ガソリンスタンドでアルバイトをはじめ、その後指定整備工場へ就職。
働きながら、3級ガソリンエンジン、2級ガソリン自動車の整備資格を取得。2級整備士の資格を取得後整備主任に任命され、自動車検査員の資格を取得。
以後、自動車整備の現場で日々整備に励んでいます。
現役自動車整備士であり、自動車検査員。YouTuberもやっています。車の整備情報から新車、車にまつわるいろんな情報を365日毎日更新しています。TwitterやInstagram、YouTubeTikTokも更新しているのでフォローお願いします。
コメント
サンバーよかったのにハイゼットと共通になってしまったのは残念です。
当時のサンバーはシートの座り心地も軽トラにしては意外といいんですよね。
ハイゼットになってからはペラペラですね。
もうあんなに凝った造りの軽トラックは出てこないかもしれませんね・・
当時のサンバーは軽トラックの王様と田舎では呼ばれていました(笑)