サンバーです。
セルモーターを外したのでレポートします
サンバーTT2 セルモーター脱着
まずは何でセルモーターを外すのかというと、このファイナル型のサンバーの一つ手前のモデルとファイナルモデルのサンバーには深刻なトラブルを抱えているのです。
それはリングギヤ。エンジンをかけようとして、セルを回すとギャーといったすごい金属音がするといった症状がでたことがあるのなら間違いなくリングギヤが不良になっています。
スバルではリングギヤをクレームで交換してくれていました。この黒グリルのサンバーとファイナルモデルのサンバーでエンジン始動時にセルモーターとリングギヤの異常音がでたら現在は保証期間が過ぎてるので有償修理になります。
修理にはミッションを降ろさないといけません。
セルモーターはエンジンとミッションの付け根ですね。当然です。作業をしやすいようにリヤのエンジンフードと荷台のサービスカバーをあけましょう。
セルを外す前にバッテリーのマイナス端子を外します。ショート防止。
セルモーターは14mmのナットとボルトでミッションケースに止められています。
下側がナット。
平型のC端子を外す
B端子を外す。これがプラスなので、バッテリーのマイナスを外しておかないと
ボディーアースでショートします。確か12mm。
荷台のエンジンカバー側からセルを見てみると、上側に14mmのボルトが見えます。
これはエアクリーナーケースの固定ステーを共締めしています。
全部外したらセルを手前に引っ張り出す
早速検証
予想通り
やっぱりリングギヤの角が削れてしまっている
セルモーターのピニオンギヤ。削れているのがわかります
正常なピニオン。
ということで、サンバーに乗っている人は気をつけてください。
ガソリンスタンドでアルバイトをはじめ、その後指定整備工場へ就職。
働きながら、3級ガソリンエンジン、2級ガソリン自動車の整備資格を取得。2級整備士の資格を取得後整備主任に任命され、自動車検査員の資格を取得。
以後、自動車整備の現場で日々整備に励んでいます。
現役自動車整備士であり、自動車検査員。YouTuberもやっています。車の整備情報から新車、車にまつわるいろんな情報を365日毎日更新しています。TwitterやInstagram、YouTubeTikTokも更新しているのでフォローお願いします。