サンバーです。
排気ガスが基準値以上出ているということで入庫
いわゆる車検で落ちてしまったらしい
とりあえず計測してみると
COが1パーセント
HCが710も出ている。
この場合HCがNGです。
この年代のTT2のサンバーの排ガスの基準値は
COが2パーセント以内
HCが500ppmに入っていないと駄目。
そもそもこのインジェクション時代にこんなにHCが出ているのは明らかに以上であります。
サンバーなんかHCなんか100も出ない車が殆どなんですから。
と、いうことでO2センサーを交換することになりました。
中古のセンサーがあったからです。
サンバーのO2センサー交換。まずはリヤバンパーを外します。12mmのネジとナット2本ずつ
O2センサーはエキマニについているので、遮熱板を外していきます
エキマニのカバーも外す
この状態になってからアタックします
O2センサーはここについています。リヤマフラーとのつなぎ目のちょっと手前のエンジン側
カプラーはコイルとセルモーターの間。外します
エンジンが冷たい時に作業しましょう
このセンサーは1極のカプラーですが、新しい年式のサンバーは4極のカプラーです
O2センサーのネジは22mm
こんな感じでなんとかメガネをかける。専用工具がなくても外せます
外れた図
あとは新品に付け替える。この場合は中古ですけど。そうしたらHCが見る見る下がって、100を切りました。
ちなみに新しい年式のサンバーについているO2はコレ。4極カプラー。配線のガードが緑色のものになっています。
交換方法は同じ。
ポイントはマフラーの遮熱板がすんなり外れるかどうかにかかってくると思います。
ガソリンスタンドでアルバイトをはじめ、その後指定整備工場へ就職。
働きながら、3級ガソリンエンジン、2級ガソリン自動車の整備資格を取得。2級整備士の資格を取得後整備主任に任命され、自動車検査員の資格を取得。
以後、自動車整備の現場で日々整備に励んでいます。
現役自動車整備士であり、自動車検査員。YouTuberもやっています。車の整備情報から新車、車にまつわるいろんな情報を365日毎日更新しています。TwitterやInstagram、YouTubeTikTokも更新しているのでフォローお願いします。