TT型サンバーのメーター不良によるバッテリー上がりに注意!応急処置法と修理費用は?

スバルのサンバーです。ここの所気になる故障が増えてきたので、その応急処置法と修理について書いてみます。

スバルが製造販売していたころのサンバー。TT型のトラックとTV型のバン。そしてTWのディアスなど。

頻繁にバッテリーが上がるという症状です。最初に遭遇した時は、原因がなかなかつかみきれませんでした。ですが、よくよく見てみたらおかしいところを発見して対処しました。

その後、同じ症状にあったサンバーを何台も遭遇したので、いろいろ腑に落ちない疑問を抱えながら修理をしました。

メーターが不良でバッテリーが上がる

先に結論を書くとバッテリーが上がる原因は、メーターの不良です。

この年代のサンバーはメーターがLED証明に変わっています。メーター球などもLEDです。

このメーターのバックグラウンド照明が四六時中つきっぱなしになってしまうんです。通常であれば、エンジンをかけたらメーターの照明は消灯します。

そしてキーを抜いてしばらくすると消灯します。

もちろん夜間にライトスイッチと連動して点灯させることもできます。

四六時中メーター照明が点灯しっぱなしになるので、バッテリーが上がってしまう。根本的な修理はメーター交換となります。

スピードメーターASSYで価格は34500円の税別。ここに脱着工賃が加算されるので、4万円オーバーです。

なんとか直すことはできないのか?

トリップメーターノブをいじっていると消灯する時がある

故障の初期段階であれば、トリップメーターの切り替えノブをカチャカチャといじってるうちに、メーター照明が消えることがあります。

そうしたらしばらくは大丈夫です。

万が一、ノブをいじってもメーター照明が消えない場合の応急処置はどうすればいいか?

足元にヒューズボックスがあります。右上のハザード・ルームランプの15Aとメーター照明が連動しているので、ここのヒューズを抜けば大丈夫です。

今応急処置として抜いてあります。

もちろんヒューズを抜いてしまうと、ルームランプも点灯しなくなるし、ハザードも使えなくなります。

しかし、車を使用するのには差し支えないので応急処置として有効な手段になります。

もし、修理する費用が高額なため捻出できない時は15Aのヒューズを抜いてください。

車検時もヒューズを入れておけば問題なく通ると思います。

メーターの内部接触不良による故障

根本的な修理は最初に書いた通りメーターの交換になります。

しかし、部品代が高額なことと、もう一つの問題はオドメーターが0kmになってしまう事です。

単にオドメーターが0kmになってしまうだけではなく、交換した際にはきちんとメンテナンスノートなどに記録をしておいてください。

車検時に車検証に記載されている旧走行距離よりも戻っていることになるので、陸事でその理由を聞かれることになります。

メーターが壊れるのは、畑などでメーター廻りに砂ぼこりが溜まるような使い方をしている人が多いですね。

メーターの内部にまで埃が入ってしまっているためだと推測できます。

それにしてもサンバーでこの手の故障に何度も遭遇しているので、メーターが弱いということは間違いないと思います。

ご参考までに

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