エンジン

サンバー エンジンがかからない原因!クラッチスイッチ不良診断方法

スバルのサンバーです。TT型で、エンジンがかからないことがあります。

このサンバーの持病として、イグニッションキーの奥にあるスイッチが駄目になるケースが多いです。

イグニッションスイッチよりも症例は少ないですが、もう一つ駄目になる部分があります。それがクラッチスイッチです。

イグニッションスイッチとクラッチスイッチはどちらもだめになると、セルモーターが回りません。

今日はクラッチスイッチ不良の診断方法について

イグニッションスイッチか、クラッチスイッチか?

クラッチペダルを踏んで、キーをONに回す。

通常ならキュルキュルという音がしてセルモーターが回ってエンジンがかかります。

しかし、セルモーターが回らない。

実はこの2つのスイッチは、どちらが駄目になってもエンジンがかかりません。今回はどちらのスイッチが不良を起こしているかの区別の仕方です。

分かりやすい方法として、どちらかのスイッチは固定しっぱなしにします。

例えばクラッチペダルを完全に踏み込んだ状態をキープする。その状態でキーをONにしたりOFFにしたりを繰り返す。これでエンジンがたまにかかればおそらくはイグニッションスイッチの不良。

逆に、キーをONで右に回した状態のままキープ。クラッチペダルを踏んだり離したりを繰り返して、エンジンがかかればクラッチスイッチの不良と診断できます。

症状が軽かったりすると、この手法で判別することができます。

しかし、本当に頻繁に発生してしまう時は、クラッチスイッチを一旦キャンセルする方法があります。

クラッチペダルの上にクラッチスイッチが付いています。

このスイッチにつながる白い2極カプラーを引っこ抜く。

カプラーを抜いたら、クリップなどを使ってカプラーを直結させます。

これで疑似的にスイッチがON固定にできます。

この状態にしてエンジンがかかるようになれば、間違いなくクラッチスイッチの不良です。

クラッチスイッチをキャンセルしているにも関わらず、エンジンがかからないのならイグニッションスイッチが怪しい。

もちろんバッテリーやセルモーター本体、配線の問題もありますが、この方法を使うとある程度原因を絞れますのでお試しください。

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