スバルのサンバーです。
駐車場にオイルの染みがついているので、漏れていると思うから見てほしいという依頼。
車を見てみたら、AT車でした。
オイルがどこから漏れているのかをリフトアップして点検します。
オイル漏れの定番といえば、ヘッドカバーのパッキンですがここは問題なし。
エンジン周りは、リヤクランクから微量な滲みがありますが、まあまだ修理は不要なレベルです。
ではどこから漏れているのか?
ちょっと前の方に視線を移すと、アンダーカバーが何やらギトギトしています。
アンダーカバーをはぐってみると、オイルが漏れた形跡がありますね。
漏れていたのはこちら。ATFを冷やすためのクーラーホースです。
ATFって、冷却させるためにATの場合ラジエターへつながっています。
一般的にクーラーホースと呼ばれる部位ですが、サンバーって実はここもよく漏れます。
ホースがふやけてしまっていると交換しないと治りません。
とりあえず今日はスバルが休みの日だったので在庫確認ができなかったため、バンドを2本がけにして応急処置をしておきました。
サンバーのATってちゃんとATFの量もチェックしないとダメですよ。
アンダーカバーがもれたATを受け止めているので、症状が進まないと気が付かないことが多いですから。
ちゃんとレベルチェックはしましょう。
XSAJU ホースバンド ステンレス 60個 セット φ8~38mm ホースクランプ 7サイズ 調整可能 ネジ締め 小分けケ…
ガソリンスタンドでアルバイトをはじめ、その後指定整備工場へ就職。
働きながら、3級ガソリンエンジン、2級ガソリン自動車の整備資格を取得。2級整備士の資格を取得後整備主任に任命され、自動車検査員の資格を取得。
以後、自動車整備の現場で日々整備に励んでいます。
現役自動車整備士であり、自動車検査員。YouTuberもやっています。車の整備情報から新車、車にまつわるいろんな情報を365日毎日更新しています。TwitterやInstagram、YouTubeTikTokも更新しているのでフォローお願いします。