軽自動車の車検整備で15万円を超えてくると非常に割高感があります。お客さんとのやり取りで話を進めると、法定費用で4万円くらいだとすると整備代が10万円にものぼります。
この前サンバーの車検を17万円かかったんですが、その内容は妥当なのか?内容を振り返ってみます。
まずは法定の費用です。重量税6600円。印紙代1100円。自賠責保険24か月で21140円。ここに登録代行料9500円。計38340円
目次
車検整備の内容はタイミングベルト交換を含む
車検整備の内容は以下の通りです。
24か月点検代・完成検査料・・・25000円
エンジンオイル・オイルフィルター交換・・・約5000円
エアクリーナー交換・・・1940円
スパークプラグ交換・・・約4000円工賃込み
ヘッドカバーパッキン交換・・・約5000円工賃込み
オルタネーターベルト交換・・・1330円
タイミングベルト交換・・・タイミングベルト一式ウォーターポンプ含む約約40000円
テンショナー交換
ウォーターポンプ交換
カムシャフトオイルシール交換
クランクシャフトオイルシール交換
スーパークーラント交換
フロントブレーキパッド交換・・・約10000円
ブレーキフルード交換・・・3000円
バッテリー交換・・・8000円工賃込み
ドライブシャフトブーツ交換・・・12000円工賃込み
マフラー脱着 溶接修理・・・約10000円
タイミングベルト交換が5万円ちかく費用を圧迫する
やはりタイミングベルトを使っているエンジンは、交換時期が来ると費用がかさんできます。
サンバーの場合、ウォーターポンプ交換で3.3時間という指数が付いているので、工賃で2万円を超えてきます。
この手のサンバーはタイミングベルトが比較的早く切れることも多いので、後にヘッドを降ろすことにならないようにも交換しておいた方がいいです。
ブレーキパッドやドライブシャフトブーツも費用が掛かってきますので、合計するとやっぱり17万オーバーになるのかなと。
どこで作業をしても部品代も工賃もほぼ横ばいなので、妥当かなと思います。
ガソリンスタンドでアルバイトをはじめ、その後指定整備工場へ就職。
働きながら、3級ガソリンエンジン、2級ガソリン自動車の整備資格を取得。2級整備士の資格を取得後整備主任に任命され、自動車検査員の資格を取得。
以後、自動車整備の現場で日々整備に励んでいます。
現役自動車整備士であり、自動車検査員。YouTuberもやっています。車の整備情報から新車、車にまつわるいろんな情報を365日毎日更新しています。TwitterやInstagram、YouTubeTikTokも更新しているのでフォローお願いします。