本当に辞めてもらいたいのが最近の車のタイヤ。
もうとにかく強力なものばかりになってきた。ぼくが整備士になりたての頃はまだまだ60クラスだったのに、今では軽自動車でも55やら50。
しかも15インチなんて当たり前な世界になってきた。
偏平率が低くなればなるほどタイヤの組み換えは大変だ。昔工場にあったチェンジャーではさすがに手も足もでなくなったので、2,3年前にうちの工場もチェンジャーが新品になった。
20インチ対応のものなんですが、それでも国産車ですら20インチに近いサイズが
どんどんとリリースされてきている。おいおいおいおいこのタイヤは一体どこまで
一気に進化するのだろう?
タイヤ代金がこなれてきたとはいえ、自分のタイヤがそんなサイズを採用しているということを
知らないお客さんがたくさんいる。そういう人にはスタッドレスタイヤは履けるのであれば
インチダウンをお勧めしています。純正サイズでスタッドレスを用意すると半端な
金額ではない。加えて、スタッドレスは鮮度と山が命。ある程度劣化してきたら山が
残っていても交換しないと危険なため、頻繁に交換するほうがいい。
なのでインチダウンをお勧めしています。
タイヤというのは車のパーツの消耗品の中で一番ランニングコストとして出るもの。
それがすさまじいサイズになっていくのはカッコはいいけれど、ほどほどにしてくれと思ってしまう今日この頃でした。
ガソリンスタンドでアルバイトをはじめ、その後指定整備工場へ就職。
働きながら、3級ガソリンエンジン、2級ガソリン自動車の整備資格を取得。2級整備士の資格を取得後整備主任に任命され、自動車検査員の資格を取得。
以後、自動車整備の現場で日々整備に励んでいます。
現役自動車整備士であり、自動車検査員。YouTuberもやっています。車の整備情報から新車、車にまつわるいろんな情報を365日毎日更新しています。TwitterやInstagram、YouTubeTikTokも更新しているのでフォローお願いします。