エアコンフィルター交換していますか?エアコンフィルターって、実は非常に大切な役割をしています。
それは、内外気導入部からエアコンユニットへつながる部位を保護しているのです。もし、エアコンフィルターがなかったら、外気から取り込まれたゴミやほこりがダイレクトにエアコンユニットに入ってしまう。
昔の車にはエアコンフィルターがついていませんでした。すると、外気からのゴミがエバポレーターに付着して、風が抜けなくなるため、ブロアファンの風量が弱くなるというトラブルにもつながったんです。
これを防いでくれるのがエアコンフィルターです。できれば1年に1回交換がお勧めです。室内のフィルターなので、臭いにつながりますから。
そんなわけで、去年エアコンフィルターを取り付けたアトレー。
どの位汚くなっているのかを検証します。もちろん新品に交換します。
目次
アトレーにはエアコンフィルターがついていない
そもそもアトレーワゴンのS331Gにはもともとエアコンフィルターが付いてません。
後付けできるエアクリーンフィルターというものが、純正パーツで売られています。
交換がちょっと手間です。
まずはグローブボックスを外す。
普通の車はグローブボックスを外せばすぐにエアコンフィルターを交換できるのですが、アトレーの場合は違います。
次にコンピューターを外します。
10mmのネジ3本外します。
コンピューターを外したら、さらに奥にあるブロアモーターを外す。これは8mmのネジ3本。
ブロアモーターは手前の配線をフリーにしてあげないと、なかなか抜けるだけの隙間を確保できません。
この奥にエアクリーンフィルターを装着する場所があります。
去年取り付けたフィルター。
1年使ってるだけでもこれだけ汚いです。そんなに走行距離も延びてないんですけど。
結構汚れてますよね。エンジンのエアクリーナーより汚れやすい気がします。
こちらが純正のエアクリーンフィルター。
社外品でも出ています。
純正で確か1650円くらいだったと思います。普通のエアコンフィルターより値段は安いです。
新品です。
1年使ったエアコンフィルターの汚れ比較
1年使ったエアクリーンフィルターの比較です。
汚れがかなり付着しているのがよくわかります。
エアコンフィルターがなければ1年にこれだけの汚れがダイレクトに、エアコンユニットの中に入り込んでしまいます。
エアコン修理でエバポレーターを交換するとわかるんですけど、エアコンフィルターが付いてない車なんか凄いですよ。
犬の毛のようなのがびっちりとエバポレーターについてしまっているので、あれじゃ風は通りません。
エアコンフィルターはエンジンのエアクリーナーよりもこまめに交換するべき、だということがよくわかりますね。
ガソリンスタンドでアルバイトをはじめ、その後指定整備工場へ就職。
働きながら、3級ガソリンエンジン、2級ガソリン自動車の整備資格を取得。2級整備士の資格を取得後整備主任に任命され、自動車検査員の資格を取得。
以後、自動車整備の現場で日々整備に励んでいます。
現役自動車整備士であり、自動車検査員。YouTuberもやっています。車の整備情報から新車、車にまつわるいろんな情報を365日毎日更新しています。TwitterやInstagram、YouTubeTikTokも更新しているのでフォローお願いします。