お客さんから、ドアの取っ手がもげて開けられなくなってしまった。
という相談。型式はS330V。
見事にもげています。
ドアのアウターハンドルって、開閉を繰り返していると最終的には劣化してもげるケースが多いです。樹脂製なので、紫外線などで硬化していくパターン?
ドアが物理的に閉じてる状態で、アウターハンドルを交換するのはなかなか大変。
ドアの内張りをなんとか外して内側からロックを解除して交換しないといけない。
ですが、レバーで折れた先っぽのハンドルを動かすとなんとか開くことができた。
これで交換は簡単です。まずは内張りを剥がす。クリップとアシストグリップのネジを外します。
するとアウターハンドルが見えるので、まずはロッドを3本外す。
ロッドを解除したら、10mmのネジ2本で固定されてるだけなので外す。
取り外したアウターハンドルです。ちなみに色つき部品で設定があります。
ロックする為のキーシリンダーのみ移植しないといけません。
キーシリンダーは10mmのネジ1本で固定されています。
これを新品に装着!といきたいのですが、車体にアウターハンドルを取り付けてからの方がやりやすいと思います。
シリンダーを移植した状態で、アウターハンドルをバックドアに取り付けようとする方が隙間がなくて大変。
アウターハンドルを規定の位置へ。
ネジを取り付けて固定します。
シリンダーも取り付けたら、ロッドを接続していく。
これで交換作業は終わり。内張りを復元。
ハイゼットカーゴ S330Vのバックドアアウターハンドル交換でした。
部品で2500円程度でした。DIYなら3000円かかりません。
動きが渋くなってきたら思い切って交換しちゃうのもいいと思います。
ガソリンスタンドでアルバイトをはじめ、その後指定整備工場へ就職。
働きながら、3級ガソリンエンジン、2級ガソリン自動車の整備資格を取得。2級整備士の資格を取得後整備主任に任命され、自動車検査員の資格を取得。
以後、自動車整備の現場で日々整備に励んでいます。
現役自動車整備士であり、自動車検査員。YouTuberもやっています。車の整備情報から新車、車にまつわるいろんな情報を365日毎日更新しています。TwitterやInstagram、YouTubeTikTokも更新しているのでフォローお願いします。