自動車ニュース

マツダがRX-7、FD・FCの部品復刻を開始した件で車両の復刻は出来ないのか考えた

多分素人観点の考えなんでしょうけど。マツダが初代ロードスターに次いで、RX-7のFCとFDに関しても部品の復刻を開始したとニュースになりました。

まあ名車であるのは誰もが認める、RX-7です。

ロードスターのレストア事業がスタートしたということになれば、おそらく何かしらのアナウンスがされるとは思っていました。

ちょっと驚きだったのが、FD3Sだけでなく、FC3Sの部品も復刻するということについて。

FC3Sといったら古いですよね。初代ロードスターよりも古いです。その車の部品を復刻するということなんだから、本格的だなと。

ここで疑問に思うのは、車自体を復刻することってできないのかっていうこと。

人気の名車を復刻することはできないのか?

部品自体が復刻されること、これは現オーナーにとっては非常に心強くて希望になります。だけど常々思っていることは、その車自体を復刻できないものかなという疑問。

素人が何を言ってるんだ。どのくらいのコストがかかると思ってんだ。ぴしゃり。

普通に考えればこれで終わりですよね。

やろうと思えばやれるはず。だけどやらない。採算が合わない。それだけの理由なのか?いろいろなしがらみがあるかとは思いますけど。

車自体を復刻するとメリットとなるのが、その車にあこがれていた新規ユーザーを取り込めるということがまず挙げられます。

今アメリカの25年ルールでどんどんと日本のスポーツカーが、アメリカへ渡っていますよね。僕が2級整備士をとった頃なんて、32のGT-Rは底値で30万円くらいだせば買えるものもありました。

今では3桁当たり前。新車価格以上のプライシングがなされている個体もあります。

市場のルールを考えれば当然です。欲しいと思うライバルが増えると価格があがる。今までそれがなかったのは、アメリカが25年ルールの為に手を出してこなかったから。

25年経過した車両に関しては購入して輸入することが可能になり、日本以外のバイヤーがこぞって日本の名車を買い始めている。

さらには25年ルール解禁にともないインターネットも絶妙なタイミングで普及しました。日本発のモータースポーツのドリフトがそれらスポーツカーの価値を底上げしています。

どこの国でもYouTubeを見て、GT-RやRX-7の雄姿を目の当たりにする。さらにバイヤーが増えるの欲しい人にとっては悪循環です。

新規であこがれているRX-7を買いたいけれど、ちゃんとした個体はもう手の届く範囲では買えない時代になってしまったという悲しい現実。

これが車両を復刻することで是正することができます。ただし、復刻されるという事は台数が増える為その車の価値はさがるかもしれない。

それでもその当時のオリジナルの個体のほうが人気があるのは間違いないですから。

要するにレプリカという扱いでもいいので新規ユーザーを取り込めばいいのになぁって。まあそれをやらないのは採算が合わないからなんでしょうけどね。

部品の復刻は車の寿命を延ばしブランドイメージをあげる

廃盤になった部品を再生産するということは、メーカーにとっても商売抜きの側面も持っていると思います。

やはり絶対数が少ない部品を復刻するという事は、コスト的にも厳しいです。

しかし、廃盤部品を復刻するということは名車の寿命を延ばすことができる。

それすなわちメーカーのブランドイメージを伸ばし続けてくれますからね。それは自動車メーカーにとってメリットになると思います。

初代ロードスターやFD型のRX-7のレプリカを作ってくれないかなぁ。中身は最新技術で作り替えれば、当時の車よりも環境にやさしいスポーツカーが出来上がりますからね。

ECUも制御が段違いに上がってるし、バイワイヤ技術から運転支援システムまで搭載したなんてなれば安全性も高まるしいいのに。

初代ロードスターならば世界的の車だから、それなりのニーズはあると思うんですけどね。

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