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日本でRX-7を守ろう!ロータリー乗りに朗報!マツダがFCとFDのRX-7部品を復刻!

先週の事ですが、マツダがFCとFD型RX-7の部品を復刻販売すると発表しました。RX-7という車はすでに生産が終了しているマツダのピュアスポーツカーです。

未だにその走りやスタイリングにひかれて人気の高い車です。なんといってもRX-7は特殊なロータリーエンジンを積んでいるスポーツカーなんです。

自動車メーカーは、その車の生産を終了した後も数年間は部品を作らないといけない決まりがあります。

しかし、一定期間が過ぎてくると、それら部品を製造することが負担になってくる為、徐々に部品が廃盤になっていく。

車を長く乗り続けたいと思う人にとって、一番怖いのが部品の廃盤です。

部品がなくて車検が通せなくなることもある

車を構成するパーツの中で、一番最初に廃盤になっていくものはなにか?それはその車種専用の部品です。

ブレーキとかエンジンって、その車だけでなく違う車にも流用されています。

例えばワゴンRとMRワゴン、ラパンにスペーシアなど。これら形こそ違いますが、基本的に同じエンジンで同じ足回りなどを共有しています。

他の車種にも使いまわされている共有部品に関しては、すぐに廃盤になる事はありません。自動車メーカーにとって、製造しても使う頻度が高い部品だからです。

しかし、その車種特有の部品となると、コストがかかる為負担が大きくなる。

その為、いつまでも部品を作り続けることが難しくなり、第一段階として部品の価格が値上げになります。そして最終的には廃盤になっていく。

一番困るのはその部品を交換しないと車検に通らないもの。灯火類などが挙げられますね。台数の出ている車種ならば社外パーツとして灯火類もラインナップしますが、基本的にスポーツカーとなると、社外品はチューニングパーツになってくる。

25年ルールで90年代のスポーツカーがアメリカへ渡っていく

25年ルールというものをご存知でしょうか?実はこの25年ルールでカモになっているのが日本の90年代スポーツカーなんです。

日産のGT-Rって、値段がものすごく高騰してきています。その理由がアメリカへ輸入されているから。

アメリカでは基本的に右ハンドルの車を輸入することはNGとされています。しかし、25年経過するとクラシックカー扱いになり、それが解禁となる。

この為、日本の中古車市場だけで回っていたスポーツカーが、どんどんと海外へ輸入されてきています。

海外のバイヤーがこぞって買い始めているからです。

もちろんRX-7もその1台です。映画ワイルドスピードにもRX-7は登場して向こうでも根強い人気を放っています。

そうなんです!今RX-7を所有している人は、一度手放すと価格が高騰しているため買い戻せなくなる。つまり日本からどんどんとRX-7を始めとするスポーツカーがアメリカへ渡ってしまうのです。

それは日本人としては阻止したいところ。

他の自動車メーカーもレストア事業を始めてきた

ホンダのNSXには昔から自動車メーカーのホンダが、リフレッシュプランというものを行っていました。いわゆる自動車メーカー直々のレストアのようなものです。

これが近年他の自動車メーカーにも浸透してきました。マツダも手始めに初代ロードスターのレストアに着手。

NISMOもGT-Rのレストアをスタートし、ホンダはビートの廃盤部品を復刻するなど、クラシックカーとしての事業をスタートしてきています。

もちろんRX-7にもその波はくるだろうなと思っていたタイミングでの、マツダからのリリースです。

部品が製造されれば、修理が可能になります。これから中古で買おうと思っている人にとっても朗報です。

僕も人生が落ち着いてきたらもう一度乗りたい車としてFD3Sがあります。

電気自動車や電動化に舵を取ることも大切ですが、こうした自動車の文化も大切にしていってほしいと切に願います。

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