車って、お金が大変かかるものです。
昔親父が言っていたのは、車を維持するのは子供を維持するのと似ている
というセリフ
これはあながち嘘ではありません。
車には自動車取得税やら自動車税、重量税の各種税金のほかに任意保険代、車検代金、ガソリン代、整備代などいろいろなコストがかかります。
では、車にお金をかけないようにするにはどうすればいいか?
税金などは一律で決まってしまっています
その車種が嫌でなければ軽自動車にするというのは一つの手。
だけど今載っている車を気に入っているという場合は整備代金や消耗部品代を抑えるしか方法がない。
いわゆるランニングコストをいかにして最小限に抑えるか?ということですね。
車はある程度つかってくれば痛んでくるし部品も交換しないといけない。
この過程をプロに頼むと工賃が発生します。
なので自分で出来ることはなるべく自分で行う。これが基本です。
例えばタイヤ交換は自分でできるようにすると、1年を通すと2回行います。これだけで5000円ちかく浮きますから。
タイヤ交換くらいは出来ないと。いつパンクするのか分からないんですからね。
とにかくDIYです。その中で一番効果があると思う方法があります。
車の整備消耗部品のなかで高価なのがマフラーとタイヤ。
マフラーやタイヤをDIYで交換するのはかなり大変。タイヤに至ってはチェンジャーがないと厳しい。マフラーも錆びたネジは酸素で焼かないと外せない。
なので、オークションで中古のマフラーなどを予備で買っておく。これが一つの手。
中古でも穴が開いていなければ車検には通る。
今はチューニングマフラーなどにすぐに交換してしまって、新品同様のマフラーもオークションに流されています。そういう安くていいものを買っておき、車検で穴が開いたときに換えてもらうのは効果的。
新品でマフラーを買うと平気で3万円とか飛んで行きますからね。
長く車を使うのであればスペアマフラーを用意しておく。これがポイントその一。マフラーで穴があきそうなところは溶接部です。ここを耐熱塗装をするだけでも違います。
タイヤ交換のときにでも、マフラーに耐熱スプレーで塗装する。これを繰り返すだけでも寿命は延びます。
そして車を構成する部品で高いのがタイヤ
タイヤ代をいかにして安く抑えるか。これもランニングコストを抑える重要なポイントです。
スタットレスタイヤは必ずいいものを使ってください。
冬はタイヤ性能に頼ってください。ではどうするかというと、夏タイヤを上手く考える。
夏タイヤのグリップ性能はさほど体感で変りません。逆に言うと路面ミューが高くなるのでタイヤの限界まで使うような走りはしないということ。
であれば、格安タイヤで十分になってくるということがいえます。
実際に新車を見るとハンコックなどのタイヤが新車装着として履かされていることが良くあります。
逆を言うと自動車メーカーは今まで格安といわれていたタイヤの性能を認めたということ。
このタイヤを履いても性能は維持できていますという裏返しです。
国産某有名ブランドで215の45、17インチをチョイスすると
平気で2万円したりします。一本の価格ですよ?
その超高性能部分は殆ど使わないのが現状です。普通に走るのであれば格安タイヤで十分です。
僕もナンカンというメーカーのタイヤを履いていますが、ロードノイズもそんなに気になりません。
同じ215の45、17インチタイヤなど
なんと一本最安値で2000円しません。ここまで価格崩壊してくるとすごいことですよね。さすがに215−45−17で2000円クラスのタイヤを試すのは若干の勇気がいりますけど。
当然いろいろな購入レビューもありますが、その性能に意外とみんな満足しています。
これほどコストパフォーマンスに、ランニングコストに直結してくる部品はタイヤとマフラーだけでしょう。
タイヤに至っては新品です。ヘタな中古を買うならタイヤは目に見えて減る物だし格安でも新品を買ってください。ただし、路面ミューが高い夏に限ってです。
でもこれだけで、国産と比べれば4セットも同じ値段で購入できるのは驚異的と言わざるを得ないと思います。
ガソリンスタンドでアルバイトをはじめ、その後指定整備工場へ就職。
働きながら、3級ガソリンエンジン、2級ガソリン自動車の整備資格を取得。2級整備士の資格を取得後整備主任に任命され、自動車検査員の資格を取得。
以後、自動車整備の現場で日々整備に励んでいます。
現役自動車整備士であり、自動車検査員。YouTuberもやっています。車の整備情報から新車、車にまつわるいろんな情報を365日毎日更新しています。TwitterやInstagram、YouTubeTikTokも更新しているのでフォローお願いします。