昔、この手の商品は入れた後にトラブルがいろいろと出てこまりました。
先週、オイル交換をしたアクティですが、
その時にクーラントが漏れていたことが発覚しました。
E07Zエンジンの場所的に、ウォーターポンプからの漏れで間違いないです。
ウォーターポンプを交換すれば治るわけですが、最近のラジエター漏れどめ剤はどうなのかをテストしてみることにしました。
使用するのはワコーズのラジエターストップリークです。
昔からあった商品ですが、一昔前のこの手の商品って冷却ラインから漏れている箇所へ漏れどめ剤が到達し、そこから固まるといった感じで漏れを止めていた。
それが、ヒーターコアを詰まらせたり、他の冷却ラインを詰まらせてオーバーヒートを起こしたりと、まあまあな副作用もよく出たんです。
最近のものはどうなのかなと、ワコーズのものをチョイスしました。
なんとなくブランド品の方が安心ですので。
ラジエターから少しクーラントを吸い取って、ラジエターストップリークを投入。
軽自動車は半分程度の添加でいいそうです。アクティはエンジンがミッドにあるため、ヒーターパイプが車体下に通っていますので、冷却水容量は他の軽自動車に比べると多いです。
でも半分にしておきました。
ラジエターストップリークを入れて、近所を走り回ってみました。
まだなんとなく漏れているのがわかります。
ラジエターストップリークをいれてから19km走りました。
どうなったか?
ご覧の通り、雫になっていたクーラントが止まっています。
多分もうちょっと走って熱を与えていけば、漏れた箇所は乾燥して固まっていくのかなって。
どちらにしろちゃんと漏れは止まっています。もちろんヒーターが効かなくなるとかオーバーヒートするといった副作用は出ていません。
クーラントが漏れているのなら、もちろんその部分を交換しないといけないんですけど、すぐに作業できない場合は、一旦漏れどめ剤を入れるのもありかなって思います。
ガソリンスタンドでアルバイトをはじめ、その後指定整備工場へ就職。
働きながら、3級ガソリンエンジン、2級ガソリン自動車の整備資格を取得。2級整備士の資格を取得後整備主任に任命され、自動車検査員の資格を取得。
以後、自動車整備の現場で日々整備に励んでいます。
現役自動車整備士であり、自動車検査員。YouTuberもやっています。車の整備情報から新車、車にまつわるいろんな情報を365日毎日更新しています。TwitterやInstagram、YouTubeTikTokも更新しているのでフォローお願いします。