外国ではずっと前から設置されてきましたが、ここ日本においても順次採用されてきている交差点があります。それは
「ラウンドアバウト」
と呼ばれる交差点です。別名でいうと環状交差点というものです。今までの交差点というと、十字路があって、その真ん中に信号機があるイメージですよね?このラウンドアバウトと呼ばれる交差点には信号機はありません。そして形状が十字路ではなくて円形になっているのが特徴です。
これが長野県下で使われているラウンドアバウトでの標識になります。これをみれば何となくイメージがわいてくるんじゃないでしょうか?
基本的にロータリーの中を回っている車両が優先車両になります。ロータリーに差し掛かったら、ロータリー内を旋回している車に気をつけて合流します。基本的に時計回りです。そして自分が行きたい出口へ抜けて行くだけ。
ラウンドアバウトを導入する理由として事故が減るということが挙げられます。そして、重大事故も減るということだそうです。基本的に、十字路だと、車両同士の交錯点が多数発生しますが、ラウンドアバウトの場合はそれがかなり減るそうです。
ロータリー内を旋回している車は、ロータリーへ侵入してくる車に気をつけていればいい。通常の交差点だと、交差点を右折する場合は対向車に気をつけたり、その横から出てくる車に気をつけたり自分の横を走って行く車に気を取られたりといろいろ気を取られてしまう。
それらが減るということでヨーロッパでは事故の減少に一躍をになっているそうです。そして、進行方向が一定になるので正面衝突という一番最悪な事故を回避することができる。重大事故を減らすことが出来るわけです。
僕が住んでいる場所にはラウンドアバウトはありませんが、ちょっと足を伸ばせばあるみたいなので実際に走ってみたいなと思っています。Wikipediaで検索をすると、ラウンドアバウトの車両の車の流れが動画で見ることが出来ますが、見ているとなんだかややこしく見えます。でもおそらく実走そうでもないんでしょうね。
みんなで同じ方向をくるくる回って、自分が出たい道路が出てきたらウインカーを出して脱出するということですからね。
長野県の須坂市で導入したラウンドアバウトの説明を書いたHPがあるのでリンクを載せておきます。
交差点がラウンドアバウトになる前となった後ではすごい変わりようなのでびっくりしました。信号機もなくて維持費も安くなるみたいです。
皆さんの近くにはラウンドアバウトはありますか?
ガソリンスタンドでアルバイトをはじめ、その後指定整備工場へ就職。
働きながら、3級ガソリンエンジン、2級ガソリン自動車の整備資格を取得。2級整備士の資格を取得後整備主任に任命され、自動車検査員の資格を取得。
以後、自動車整備の現場で日々整備に励んでいます。
現役自動車整備士であり、自動車検査員。YouTuberもやっています。車の整備情報から新車、車にまつわるいろんな情報を365日毎日更新しています。TwitterやInstagram、YouTubeTikTokも更新しているのでフォローお願いします。
コメント
まさに家の近くに出来ました。
嫁の親と嫁は、良く判らないから走りたくないって言ってましたが、ここを通った方が都合良いので走り方を教えました。
今では楽だって言って走ってますけど、そんなに悩むものかな?
未だにラウンドアバウトを走ったことがありません。確かに合理的ですけど、最初はびびっちゃいそうです(笑)
僕は20年ほど前、グァムで体験しました・。緊張します! 流れに入れるのだろうか?
などとしんぱいしたり、グルグルまわってどこから出るのかわからなくなるのでは?
と心配したり・、何とか事なきを得たのですが、日本人には心臓に悪いです。
長野にも須坂にあるらしいので試してみたいですね。ちょっと緊張しますね