ブレーキパッドって、減りますよね?
普通につかっていれば、そうねぇ・・5万キロもつかもたないかってところですか?
ブレーキパッドが減ってくると、その分フェードするのも早くなります。
なぜかというと、厚い鉄板に熱を通すよりも
薄い鉄板に熱を通すほうがすぐに熱が伝わりますよね?
まぁそんなこんなで、薄くなってくると
熱伝導も早くなって、すぐにフェードするようになると。
で、パッドが減っているのに気づかないまま走ってしまうと
パッドの溝がなくなり、ブレーキローターを削ってしまうんです。
今回はそんな車両が入庫したので見てみましょう
完全に終わっています。この車はブレーキが利かないってことで
入庫してきました。
実際、ブレーキパッドが完全に終わっている状態で
ブレーキングをしてみたんですが、
まじで止まらない
雪道や砂利の低ミューな路面で
ABSを利かせてブレーキしているような感覚といえばいいでしょうか?
そんな感じです。
ブレーキローターもレコード盤みたいに筋ができてしまっています。
こうなったらもうローターも使えません。
ブレーキパッド組付け時にはこの専用グリスがおすすめです。
ブレーキパッドは早めに交換しましょう
ガソリンスタンドでアルバイトをはじめ、その後指定整備工場へ就職。
働きながら、3級ガソリンエンジン、2級ガソリン自動車の整備資格を取得。2級整備士の資格を取得後整備主任に任命され、自動車検査員の資格を取得。
以後、自動車整備の現場で日々整備に励んでいます。
現役自動車整備士であり、自動車検査員。YouTuberもやっています。車の整備情報から新車、車にまつわるいろんな情報を365日毎日更新しています。TwitterやInstagram、YouTubeTikTokも更新しているのでフォローお願いします。