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新型タントのリコール「シートレール不適切」は実は危ない!早めに受けて!どうなるか解説

昨年デビューしたばかりの新型タントにリコールが発表になりました。内容を確認すると、危険性が高い為注意喚起を促したいと思います。

新型タントに出たリコールはシートレールです。

シートレールというのは、座席の下を支えているレールです。シートって前方に持ってきたり後方へ追いやったり調整ができますよね?

あの調整をしているのがシートレールです。

タントのリコール シートレールの不適切とは?

どのような内容なのか?

運転者席または後席のシートレールにおいて、位置調整用穴の加工治具が不適切なため、当該調整用穴の幅が狭いものがある。そのため、座席が適切に固定されず、最悪の場合、衝突時に座席が動き、乗員が過度の傷害を負うおそれがある。

国土交通省のHPより引用

シートレールには、調節穴が多数あいています。レールを前後するとロックがその穴に固定される仕組みなのですが、この穴がどうやら狭いものがあるとのこと。

穴が狭いとロックが固定にならなくて、シートが固定されてるつもりでもされていない。結果どうなるかというと、ブレーキングやアクセルオンでGがかかったときにシートが動く可能性がある。

僕もシートレールに不備がある車に乗ったことがあります。これが怖いんです。

ブレーキを掛けたらいきなりシートが前にスライドしてしまう。

逆にアクセルを開けるとシートが後ろへ下がっちゃう。Gに対してシートが動いてしまうわけで、ペダル操作もままならなくなります。とても危険です。

対策はどうするのか?

全車両、シートレールの製造番号を確認し、該当するものはシートレールを良品に交換するとしています。

タントというと相当数出ているかなと確認したら、該当する車体番号は少ないです。

スバルのOEMシフォンと含めても188台になります。

シートレールの交換はどうやるのか?

こちらは同じくダイハツムーブのシートレールです。

リヤシートのレールです。

シートレールの交換はシートを車体から外したうえで、レールを外しにかかります。

作業はさほど時間はかかりませんが、気を使う作業です。

車からシートやレールなどを取り外すわけですから、車体に傷をつけないように慎重に作業をする必要があります。

シート自体はネジ4本で固定されています。

今回リコールになってるシートは運転席とその後部座席です。

どちらにしろ運転手に危害が及ぶわけで早めに受けないと危ないです。

もし走行中に、後部座席のシートレールが動いて運転席に衝突したら、運転手は驚いて操作ミスをするかもしれない。

もちろん運転席シートが動いてしまったら、これはこれで危ないです。

スマアシが作動していきなりシートが動くことも考えられますので、該当の車に乗ってる人は早めにリコールを受けてください。

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