台数は少数ながら、ちょっぴり怖い内容なので紹介します。
日産のセレナ。それとOEMスズキのランディ。
内容は以下の通りです。
ブレーキホースブラケットにおいて、ブレーキホースブラケットの車体への溶接作業が一部不適切なため、ブラケットが外れ走行振動によりブレーキパイプが車体に干渉し異音が発生する。そのままの状態で使用を続けると、ブレーキパイプが損傷し液漏れが発生することで、最悪の場合、ブレーキが1系統失陥し制動距離が伸びるおそれがある。
国土交通省HPより引用
ブレーキホースのブラケット、溶接部が不適切で走行中に外れて車にパイプが干渉すると。
そのまま走ると、もちろんパイプが損傷してブレーキフルードが漏れてしまう。
さらにそのまま放置すると、1系統のブレーキが効かなくなるというものです。
ブレーキってタンデムマスターシリンダーを搭載しているので、このリコール図でいうと右後輪とつながっているのは左前輪です。
右後輪と左前輪がブレーキフルード漏れで効かなくなると。
初期症状は、何かがすれるような音がするかと思います。そのまま放置すると破断してしまう。
1系統のブレーキが駄目になると、ペダルのフィーリングも柔らかくなり、もちろん制動力も落ちてしまいます。
高速道路とかでなったらヤバいので、早めにリコールを受けてください。
ちなみに4WDです。
セレナとランディ合わせて824台です。
ガソリンスタンドでアルバイトをはじめ、その後指定整備工場へ就職。
働きながら、3級ガソリンエンジン、2級ガソリン自動車の整備資格を取得。2級整備士の資格を取得後整備主任に任命され、自動車検査員の資格を取得。
以後、自動車整備の現場で日々整備に励んでいます。
現役自動車整備士であり、自動車検査員。YouTuberもやっています。車の整備情報から新車、車にまつわるいろんな情報を365日毎日更新しています。TwitterやInstagram、YouTubeTikTokも更新しているのでフォローお願いします。