日産のセレナにリコールが出ました。
内容はオルタネーターです。去年あたりにエクストレイルなどにもオルタネーターのリコールが出ました。それとの因果関係はあるのか?
内容は以下のとおりです。
アイドリングストップ機能無し車のオルタネータ(発電機)において、プーリーの内部機構 (ワンウェイクラッチ)に封入されているグリスの耐熱性能が不足していたため、使用過程でグリスが熱劣化しプーリーのワンウェイクラッチが摩耗することで破損することがある。そのため、異音の発生や充電警告灯が点灯し、そのまま使用を続けるとプーリーが空転して発電不良となりエンジンが停止するおそれがある。また、空転したプーリーが摩擦 熱により高温になった状態でシャフトから抜けて、エンジンルーム内に脱落し周辺部品の可燃物に接触すると、最悪の場合、火災に至るおそれがある。
日産HPより引用
ちなみにエクストレイルに出されたオルタネーターのリコールはECOモーターになっているものです。
今回のものと構造自体が違います。
一度日産のオルタネーターで、ワンウェイクラッチの異音に遭遇したことがあります。
ベルトがたわんでしまい、最初はベルトの張力を与えているオートテンショナーが不良になっているのかなって。
よくよく調べたらオルタネーターのワンウェイクラッチでした。
特殊工具を使って交換をしたら治ったんですが、他の車種にも同じものを搭載している可能性があるとおもうんです。
対象車が増えることも考えられますね。
ガソリンスタンドでアルバイトをはじめ、その後指定整備工場へ就職。
働きながら、3級ガソリンエンジン、2級ガソリン自動車の整備資格を取得。2級整備士の資格を取得後整備主任に任命され、自動車検査員の資格を取得。
以後、自動車整備の現場で日々整備に励んでいます。
現役自動車整備士であり、自動車検査員。YouTuberもやっています。車の整備情報から新車、車にまつわるいろんな情報を365日毎日更新しています。TwitterやInstagram、YouTubeTikTokも更新しているのでフォローお願いします。