マツダより、4代目のNDロードスターにリコールが発表になりました。
NDロードスターにリコールが出たのって、初めてじゃないかな?
内容は以下の通りです。
ガソリンエンジン車の低圧燃料ポンプのインペラ(樹脂製羽根車)において、成形条件が不適切なため、樹脂密度が低くなって、燃料により膨潤して変形することがある。そのため、インペラがポンプケースと接触して低圧燃料ポンプが作動不良となり、最悪の場合、走行中エンストに至るおそれがある。
国土交通省HPより引用
そうです!各メーカーから出ている超大規模リコールの内容と全く同じです。
この内容を見る限り、不良の燃料ポンプは同じ出どころではないかなと思います。
トヨタ、ホンダ、ダイハツ、スバルなど今も交換作業をしている燃料ポンプです。
ちなみにこちらが代替の燃料ポンプ。ダイハツ車用ですけどね。
実際にダイハツ車で不良の為交換した燃料ポンプを分解してみました。
ポンプのインペラがケースと接触して止まってしまう。
実際にエンジンがかからなくなった車もちらほらと報告されていますね。
YouTube動画にもなっています。
高速走行中などでポンプが停止したら、燃料冷却がなされなくなり、最悪エンジンブローにつながる恐れがあります。
特にロードスターに乗ってる人はサーキット走行を楽しんでいる人も居ると思うので、できれば早めの修理をしたほうがいいですね。
ちなみに車種はデミオ、アクセラ、アテンザ、CX-3、CX-5、CX-8、ロードスター、アバルト124スパイダーも入っています。
うちのロードスターはどうだったのかというと、リコール対象外でした。
ロードスターオーナーは早めに燃料ポンプの交換受けてください。
実際に不良のポンプを分解してみた動画です。
ガソリンスタンドでアルバイトをはじめ、その後指定整備工場へ就職。
働きながら、3級ガソリンエンジン、2級ガソリン自動車の整備資格を取得。2級整備士の資格を取得後整備主任に任命され、自動車検査員の資格を取得。
以後、自動車整備の現場で日々整備に励んでいます。
現役自動車整備士であり、自動車検査員。YouTuberもやっています。車の整備情報から新車、車にまつわるいろんな情報を365日毎日更新しています。TwitterやInstagram、YouTubeTikTokも更新しているのでフォローお願いします。