この前紹介したスズキのエブリィと似たようなものですが、3月3日付で日産のGT-Rにもリコールが出ていたようです。
少数台リコールなので、この内容は国土交通省のHPには記載されておらず見逃してしまっていました。
改めて紹介してみます。
GT-Rの僅か1台にだけ出されたリコール内容は以下の通りです。
VR38型エンジンの交換修理用部品において、クランク穴加工の設備計測機の設定が不適切であっため、クランク穴径が規格より小さく加工されたものがあります。そのため、極低温環境下ではクランク穴とクランクシャフトのメインベアリングとのクリアランスが確保できずメインベアリングが焼き付くことで異音が発生します。そのままの状態で使用を継続すると、メインベアリングの焼き付きが進行し、最悪の場合、エンジンが破損するおそれがあります。
日産HPより引用
対策は、当該エンジン本体またはシリンダーブロックを正規品と交換しますとなっています。
そうなんです。まさかのエンジン交換という内容です。
日産GT-Rのエンジンっていうと、匠と呼ばれる人たちが一機ずつ全てを組み上げています。
ちなみにこのシリンダーブロックは他に5個不良だったようです。
11000-JF00A
この品番のシリンダーブロックを使われたものは同様の処置をすると。
GT-Rのエンジンをオーバーホールできるショップなんか、有名どころのチューニングショップくらいなので、特定するのはできそうですね。
GT-Rまさかのエンジン交換というリコール。
激レアなリコールです。
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