日産ノートのe-Powerにリコールが出ました。
と言っても、通常のe-PowerではなくNISMO-Sになります。
まずは内容から。
NISMO-S仕様のリチウムイオンバッテリ内部ヒューズにおいて、ヒューズの仕様設定が不適切なため、運転の仕方によっては早期に劣化が促進することがある。そのままの状態で使用を続けると、最悪の場合、ヒューズが溶断し警告灯が点灯するとともに、モータへの電力供給が停止し走行不能になるおそれがある。
国土交通省HPより引用
ノートのe-Powerというのは、基本的にモーターで走ります。
シリーズ方式と呼ばれるタイプで、他のハイブリッドとはちょっと違った仕組みです。
他のハイブリッドは、モーターで走る事もでき、必要に応じてエンジンから動力を得ることができますが、このノートe-Powerの場合はモーターで駆動するのみになります。
エンジンはモーターへ電力を供給するため発電機として使用しているのです。
今回のリコールは、モータへ電気を供給するリチウムイオンバッテリーのヒューズに問題があることがわかりました。
ヒューズが切れてしまえば、当然モーターへ電力供給がされないため走行不能に陥ってしまうと。
ノートe-PowerのNISMO-Sに乗ってる人は、早めにリコールを受けてください。
平成30年8月21日 ~ 令和2年7月28日に製作された、4856台が対象となっています。
ガソリンスタンドでアルバイトをはじめ、その後指定整備工場へ就職。
働きながら、3級ガソリンエンジン、2級ガソリン自動車の整備資格を取得。2級整備士の資格を取得後整備主任に任命され、自動車検査員の資格を取得。
以後、自動車整備の現場で日々整備に励んでいます。
現役自動車整備士であり、自動車検査員。YouTuberもやっています。車の整備情報から新車、車にまつわるいろんな情報を365日毎日更新しています。TwitterやInstagram、YouTubeTikTokも更新しているのでフォローお願いします。