トヨタCH-Rやヤリスなど43078台リコール!衝突回避支援システム作動しない

トヨタから2月24日付でリコールが発表になりました。

対象車種はCH-R、ヤリス、ヤリスクロス、GRヤリスの4車種です。

どのような内容のものか?

衝突回避支援システムにおいて、ミリ波レーダセンサのプログラムが不適切なため、当該センサの初期設定に時間が掛かり、正常に完了せず未完了状態を検出できていないものがある。そのため、前方車両を確認できず、衝突回避支援システムが作動しないおそれがある。

国土交通省HPより引用

いわゆる自動ブレーキ関連の不具合です。

トヨタマークの奥にミリ波レーダが入っている

実は多くのトヨタ車の自動ブレーキで、ミリ波レーダーのセンサはフロントのトヨタマークの奥についているのです。

ここからミリ波レーダーを前の車に飛ばして、跳ね返ってくる時間を計算して距離を演算しています。

ミリ波レーダーは遠くにも届くし、天候にも左右されにくいもので、レーザーやカメラなどと併用して自動ブレーキのセンサとして使われています。

今回はこれに不具合が見つかったようです。

対処法は、

全車両、ミリ波レーダセンサの初期設定の状態を点検し、未完了の場合はミリ波レーダセンサの初期設定を行うとされています。

初期状態の点検という事なので、診断機でリプロをするのか、エーミングをするのかといったところでしょうか?

いずれにしろ、自動ブレーキの類が効かない恐れがあるので、過信しないで早めにリコールを受けてください。

ヤリスなどもそうです。

対象台数は約43000台です。

スポンサーリンク

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする